吉野付近～明日香付近～柳生付近

　SDKのお誘いにより、久しぶりに６局で初夏ツーリングの敢行です。
　明日香の黒米カレーを口実に、実は特にルートも定めないお気楽ツーリングとなりました。
　約束の10時に間に合うように渋滞を計算して早めに自宅を出たけど、全く車の流れは順調で予定より20分近く早めに集合場所へ到着しました。



　10時過ぎに全車が揃いいざ出発。名張から青蓮寺湖畔を抜けて曽爾村へ入り最初の休憩。おじさんばかりのライダーには頻繁に休憩が必要で、休憩時間もしっかり取るのが常となっています。近くに曽爾高原と山容が美しい倶留尊山があるので、登っていかない？と提言するもあえなく却下されてしまいました。



　交通量の少ないごきげんな快走路を進み、吉野川右岸のR169をしばらく下ったところから橿原方面に向かうところで帰路に変わります。
　おじさん達には似合わないファミレスで「ジャンバラヤ」って何やねん。とか言いながら食事をとってさらに北上。スピードに乗れない街中では真夏並みの暑さが襲ってきました。
　天理からR25に入り途中山道に迷い込み、柳生付近をかすめ、ひょっとしたら通ってはいけない湖畔を進み五月橋ICから名阪に上がりました。
　自宅への言い訳のためみやげ物を買おうとパーキングへ寄ったものの、伊賀名物しか置いてなく帰り道に調達することとしました。ここで各局解散となりましたが、自分は次のドライブインへ、SDKはなくしたライターを探しに集合場所へ向かうはめになりました。

　本日の走行距離　約240km。

溝干山～高畑山

　天気がいいので近場の山に登ってきました。
　ゲートの閉まった坂下林道の入口に車を止めここから坂下峠に向けて歩くこととしました。何度かバイクで訪れてはいるけど自分の足で登るのは初めてです。舗装された林道は歩きやすくペースが次第にあがっていきます。ミチオシエ（ハンミョウ）の先導を受けながら所要時間50分で坂下峠に到着しました。



　さて、ここからどちらの方向に進もうかと休憩がてら暫く思案。左に行けば那須が原山、右に行けば溝干山を越えて高畑山。坂下峠までたどり着くだけでくたびれたのと、朝からのどの痛みが出ていたので無理せず高畑山方面に決定しおにぎりでエネルギー補給していざ出発。

　登山口から少し登ったところで「この先ガレ場×　巻き道へ」の表示が出ていたけど、怖いもの見たさで直進。これが大失敗。見るからにかなり危険なガレ場でしたが、浮石を踏まないように気をつけながら半分以上よじ登ったところで前方に大きな岩の壁が・・・。
　仕方なく戻ろうと振り返ると、よくもまあこんなところを登ってきたなと思うほどの急斜面が・・・前にも後ろにも進めない。まさしく立ち往生です。しばらく下りのルートをイメージしてから１０ｍほど下山に成功したけど、進むたびに浮石が転がり落ちてしまうのでこれ以上ガレ場を下りるのは危険すぎ、仕方なく右手の山中に入り巻き道まで藪の中を下ることとしました。
　幸いにも巻き道には数十ｍほど下ったところで合流でき、そこから溝干山までは10分程度で到着することができましたが、展望は利かず標識がなければ見落としてしまいそうな小さなピークでした。



　溝干山から高畑山へは若干のアップダウンはあるものの快適な尾根道が続きます。ところどころで南方の展望が開け、伊勢湾や布引山地の山並みが見て取れました。
　前方に双耳峰の高畑山が見えだすと、またまた歩くペースが上がってしまい、溝干山から約20分で高畑山に到着してしまいました。





　360度パノラマの高畑山頂上をしばらく独り占めしてから、鈴鹿峠方面に下り車の待つ林道口まで無事戻りました。

　坂下林道ゲート(50分)坂下峠(立ち往生して45分)溝干山(20分)高畑山(70分)鈴鹿峠(25分)林道ゲート