jogo式Canoe Life

ワラサでした



 キターーーーーー!!!!!、見たことないぐらい「メタ級クッション(シカトロ専用バンジー)」がグイーーーン、グイーーーンと伸びる。やや身の危険を感じた。その瞬間、バッチンといってゴムが切れ、糸巻きが宙を舞い、その後海中に引き込まれていってしまった。一瞬何が起こったか理解できなかった。今まで多くの魚を釣ってきたけど、過去の経験に照らし合わせても、何が起こったか分かりかねた。メータークラスのスズキ?、それともシイラ?。
 2つあるうちの片方のメタ級クッションの機能を奪われた。もう片方を破壊されたゴムで2重にして補強。戦力アップ。ヒコーキを奪われ表層のトレーラがない。jogoビシに切り替え、大物スズキの仕掛けをタックルボックスから出し、完全にスイッチが入った。魚は見える。僕には見える。武器を投入して、魚の鼻先をトレースした瞬間、バスン、グイーーングイーーンと反応。ラインをたぐり、ここからが格闘戦だ。魚との勝負、向こうは生き死にをかけた本気のバトルだ。海面に近づき見えてきたのは・・・、ワラサだった。しかも見たことないぐらいデカい。



 その後もう一回アタリがあったけどばらしてしまった。そして、地合いタイム終了。魚群が去ったのを感じたので帰路についた。

 さて、例年シカトロは小物の魚からはシーズンが開けるのですが、既にシーズン終盤並の大物がかかります。ですので注意。例年は半年ほどかけてシカトロに慣れて、だんだん大きな魚にも対応できるようになります。今年はその余裕が与えられていない。いきなり真剣勝負しないとまずい状態です。で、これが危険です。貧弱な道具、ユルい覚悟、低い経験値では、ちょっとしたことを原因にして事故や遭難につながります。気を引き締めて、軽い気持ちで大物の群れを追わないこと。複数人で行動すること。どんな時でもどんな形でもラインを切れる道具を携帯すること。カヤック上からラインが絡まる場所、要素、可能性を排除すること。強いアタリで沈させられないこと。正直今日は失敗、甘い気持ちでシカトロをしてしまいました。危なかったです。皆さんも気をつけて下さい。ヤバいです。
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