jogo式Canoe Life

2016総括(3)

6位は、ジェフ・ジョベス、果てしなき野望。そう、アマゾンの生みの親、創業者でありオーナー、あのジェフ・ゾベスのアマゾンの立ち上げ前から、直近までの戦略や行動について。この人、スゴいパワー、そして失敗もたくさんしてる。人を引きつけ焚き付けるけど、多くの人は離れていく。そして、その行き着こうとする場所は、きっと本人一人しか分からないだろう。グローバル化、超効率、合理性、これらを突き詰めたその先に何が待っているのか。ペンペン草も生えない荒野に行き着くのか、それとも超未来の世界なのか。誰にも分からない。



 5位はエリック・シュミット、「第5の権力」。グーグルの創業者、エリック・シュミット。後半の方は、ネット空間で今後行われるであろう、電子戦争に付いて書かれていたのが気になった。アメリカの大統領選挙にもロシア軍が介入して結果に大きな影響を与えるこの時代。しかし、この変化は止めようがないのだ・・。

 4位はオッペンハイマー。日本では「悪魔の使者」的に理解されがちなマンハッタン計画のリーダー。しかし、この天才はそんな単純な話ではない。超天才がどのように育ったか、そしてまさに天職を得て、才能を100%発揮するその姿、その場を演出するアメリカ。だけど、その後は悪魔が背中に張り付いたような人生。足を引っ張る人々。レッドパージに捕まり、力を発揮できずに沈んでいく日々。まさに小説なような人生。


 3位は山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く」。この本にはたくさんの学びがありました。誰に向けてその文章を書いているか意識しろ。すべての文章には意図があるなど、文章を書く上での大切なことを知りました。


 2位は「戦争は女の顔をしていない」。
 
 そして1位は!、「21世紀の資本」トマ・ピケティです。数字と真実で未来を見る。多くの事柄や言われてることは思い込み。バサバサ切っていく理論と言葉。ホント、この本はお勧め。経済学の本だけど、素人でも十分読めます。統計学の発展、そして膨大な数字を処理できるパソコンとソフトが手軽に使えるようになった昨今。こういった優れた分析が今後たくさんされ、将来が見据えられるようになると確信しています。そして、楽しみにしています。


とんどの人は気づいていないが、国家主導のサイバー戦争の時代がすでに始まっているといえる。エリック・シュミット

イエンスというものはいくらやっても害にならない。西堀栄三郎

来の市民にとってアイデンティティはきわめて貴重なものだ。 エリック・シュミット

意は連鎖する。  山田ズーニー
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