柴田さんが出ていた、NHK番組「テントを背負って」を見た。シーカヤックでのバンクーバー周辺のツーリング。憧れの地だし、みんなが漕ぎたいと思っていたところ。でも、最近行く人の話を聞かなくなったなあ。
会話の中で、何歳まで漕ぐ?という話題が出ていた。柴田さんは「後20年?、25年?」と答えていた。75歳から80歳ということだろう。これはプロである彼らが、「何歳まで仕事できる?」をも意味する言葉だったかと思う。
僕も昨年、いつまでカヤッカーでいられるか真剣に考えていた。そして、そこから導かれた結論は、長くカヤックを続けたいなら準備や環境づくりが大切。これに失敗したらカヤッカーとしての寿命を縮めてしまうというものだった。僕は今後の30年のために時間をかけて準備したい。
彷徨うとは迷うこと 隈研吾