jogo式Canoe Life

サーフィンをより楽しむために(1)

 サーフカヤッキングをもう一歩楽しむために、自分の世界をちょっとだけ広げるために。そのためのアイデアやアドバイスを書いていこうかなと思います。飽きたらやめます(笑)。
 サーフィンの一番の魅力は、僕にとってはそのスピード感にあります。スピード、加速。スピードを得るには2つの方法があって、トリムスポットを使った加速とドライブターン。今日はボトムターン時のドライ加速について。
 ボトムターン時の加速は、レールとフィンが作り出す魔法。どちらが欠けても加速しません。サーフカヤッカーにとっては「レールを寝かせる」ことができるかできないかが肝です。困ったことに、レールが寝ている気分になっても、実際は寝ていないというケースが多く、これが加速しない一番の妨げになります。
 レールが寝ているか、いないかの確認には、自分のライデリングの写真や動画で確認するのがいいでしょう。動画の場合、スローで8-16分の1にすると、波の一番ボトムに落ちたときに、陸側のレールが上がっているか。カヤックのボトムが見えているか、さらにフィンが見えているか、これで判断できます。

 ひとつのアイデアとして、ボトムターン時に胸がどの方向を向いているか、でターンの質を上げることができます。


 上の写真は僕の知る限り最も質の高い(個人的好みもありますが)ボトムターンをする西谷さんのもの。ほぼ同じ条件の波に乗っている僕の写真がその下ですが、違いが分かると思います。
 右手の甲の位置に注目してください。手の甲が波とカヤックに対してどの位置にあるか、これで胸の向く方向が決まってきます。
 次回サーフィンするときに、手の甲の位置をどこに置くか意識してください。手の甲を、波側に突き出すのです。するとあら不思議、以前よりドライブの利いたターンができます。

若者は冒険をするべきだ。それはやるに値することだからだ。新谷暁生

コメント一覧

jogo
 はい、ぜひ試してください。コツコツやっていくことも大切です。
いしD
なるほど! 今日試してみます。

僕の目下の関心はボトムから「フェイスを如何に速く駆け上がれるか?」で、艇も技術も?です。
いいヒントを頂きました。

このシリーズ楽しみです。
しげ
興味深く読ませてもらいました。
如何にレールに体重を乗せられるか・・・
まだまだ課題が多いです。
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