あの防衛大学校でさえ、20%の学生が中退するそうだ。六大学でも1年生の夏までに10%の学生が学校を去る。学長の最大の仕事は学生を辞めさせないこと・・。
僕も教育に関わる仕事をしていますが、小中学校の学校現場やそこで起こっていることに関心を持っています。いったいどうなってるの？。そんな疑問を持つ中で、東京初の民間出身校長先生(中学)を経験した藤原さんの存在を知りました。叩き上げの先生や校長先生は口が硬く「実際どうなの？」を語りませんし、もしかすると語る言葉を持っていません。
しかし、藤原さんは、普通の言葉で語ってくれます。何が起きているか、何がいけないのか、そして我々が覚悟して受けいらなければいけないことを。そんな藤原さんのデビュー作がこの本。良書です。読み終わったので、次の人に渡したい。
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時代を追わず、仕掛けて待つ。 孫正義
