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寒い日が続いています。
しかし、元旦の初日の出漕ぎは、僕がこういったことを始めてから一番暖かった。海水温も高いように思う。昨年6月から11月まで、スイムと称して逗子の海を泳ぎまくりました。夏はシュノーケリングの季節。そしてこれを20年近く続けています。泳ぐ度に記録をつける。ここ5年ほど、熱帯の今まで見たことない魚やカニ類を目撃、記録する機会が増えてました。陸上で起こっている変化より海の中で起こっている変化の方が激しく、そして先行している。このような環境下で僕らは生きているし、生きていかなければならない。その中から見えてくること、そして僕はどうやって生きていきたいか。
気象パターンが変わってきている。現在、台風の直撃は少ないけど、いずれ未だ経験のないレベルの強力な台風が日本列島を洗う日が来るでしょう。海水面も上がる。洪水、そして海辺で水没するところがでざろうえない。東京の海抜の低い地区は(江戸時代以前の水没地)は海面下に沈む。
人口の減少と高齢化。ここはやや楽観してるのですが、最終的には3000万人ぐらいなるか?。
僕の目指すところは、自然と共存、そしてより海や自然にコミットしたライフスタイルを構築すること。そのことが自分の豊かさであると感じるから。そしてそれは健康の維持や幸せに繋がっていく。
身体を動かし、身体感覚から得られるものを信ずる。頭は使いすぎない。カヤックは漕ぎ続ける。食べ物への関心度を上げる。自分の口に入るものだから、どこに由来するものか考える。美味しいものをみんなで食べたい。
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今後、災害も起こるようになるでしょう。この時共に戦える人を増やしたい。人と自然の関係を取り戻したい。先祖の習慣や知恵に学び、それを自分のライフスタイルに取り入れたい。そのために歴史や民俗学に学んでみたい。特に地元の歴史を知りたい。そして自分の健康で楽しい生活を組み立てていく。
今、こんなことを考えています。
小さな変化は起きている そう感じている人たちが色々なところにいるのは希望
斉藤幸平