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大海原を越えて高校生4人が操船するヨットが伊豆大島から帰ってきました。白石康次郎さんの指導のもと、厳しいトレーニングにも耐え、2日間の航海、どんなだったんだろう?。
「嵐の海を乗り越える子供を育てる」、これ、白石さんの方針。嵐は避けることや逃げることも出来る。でもあえて乗り越えられる「強さ」を身につけさせて子供を社会に送り出したい、そんな想いがあるようです。
高校生の時にこんな体験が出来るなんて素晴らしい。児童養護施設の子供のほとんどは高校を出た後、自分で生活していかないといけない。社会はちょっと景気がよくなったとは言え、それでも荒波だ。その中を自力航海だ。
児童養護施設の養育環境は、決していいとは言えないと聞く。だけど、すぐに改善出来るものでもないし、個人が出来ることはあまりないでしょう。まずは、こういう施設があり、そこで子供たちが育っているということ、このことに関心を傾けたり、一人でも多くに人にこの事実を知ってもらう、こういうことがスタートラインかなと思います。
白石さんが投じた一石が、大きな波紋となって広く、そして遠くまで伝わることを願います。波紋が大きなうねりとなっていきますように。
子供たちの未来をより良いものにしたい。 ファリデ先生