jogo式Canoe Life

読書



 毎年のお仕事ですが、500ページ弱のこの本を読み、14〜15枚の資料にまとめ、4時間ほどの授業をします。今年はコロナの影響で、この本の内容も大きく変わっていました。
 コロナをどう捉えるか、そしてどう行動するか。これは人によって、立場によって、大きく異なるようです。何を重視し、何を目的とするか。どこまでリスクを許容できて、どれ以上はそれができないか。人によって違うでしょう。
 まず前提となるのが現状やリスクの評価なのですが、これがあまりにも専門家と一般の人乖離してしまっています。専門家は、この感染が引き起こす結果や将来に渡る問題を目の前で見ていて、リアルです。ですが、一般の人にとってはみたこともないし、リアルではありません。ここから誤解や乖離が生まれています。
 この感染症は、感染しないにこしたことはありません。将来に渡る後遺症、そして社会的なインパクトを考えると、感染したくありません。例えば病院勤務の医療従事者が感染し、院内でクラスターが起こった場合、数千万円から場合によって億単位の損失が出ます。故に、医療従事者は現在強い圧力を受けています。この辺り、一般の人は知りません。
 今できる、感染を防ぐ行動を最大限に行って感染拡大を防ぐ。これが個々人に求められている責任と行動ではないでしょうか。できることから、できる範囲でやっていく。それでいいと思います。
 

と健康をもてあそんではいけない。  jogo
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新型コロナウイルス感染症」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事