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29日(土)、逗子~江ノ島間の遠泳大会、「湘南オープンウオータースイミング」のシーカヤックサポートに行ってきました。350人の選手が江ノ島を目指します。それはもう壮観そのもの。カヤック・カヌーサポートは35艇を集め、なかなかです。こんなに人数が集まるんだと、少しビックリしました。
片道10kmですが、帰りも漕いで帰らないと。行きは泳者をサポートしないと。海は優しいかもしれないし、厳しいかもしれないし。ある程度自信のある人が集まったのでしょう。ですが、今年自信がなくて参加できなかった人も、来年こそは腕を磨いて手を貸してあげて欲しい。そして、安心して長い間サポートに貢献した人たちを自由にさせてあげて欲しい。正直35名の腕っ節は、多くの人は顔見知りでいつものメンバー。
来年初サポートを目指す人に向けて書き残しておきます。
リーダーの刈谷さんから事前に受けた説明。
・今年は遠泳大会の事故が多い。そのためピリピリしている。事故が増えた理由は、大会が増え間口が広がり、今まで遠 泳に出れなかったレベルの人たちが参加して来ている。慢心もある。
・カヤックはプールのコースロープと思って欲しい。レスキューは期待していない。
・選手は350名、コース上には1kmごとに旗を掲げたヨットがアンカーリングして停泊している。
・選手を頑張らせないこと、ダメそうなら棄権を促せ。
実際の場面で起こったこと
・クルージングヨットが泳列を横切ろうと侵入する進路を取っていたのでジェットスキーに合図。ジェットの人がヨットに寄って説明。進路を再び元の方向へ30m手前で変えて戻ってくれた。
・鎌倉沖と江ノ島近くでウインドサーフィンが泳列に入って来たので合図をして外に出てもらった。
・以前より選手のレベルとモラルが下がっているように感じた。進行方向(次の目印ヨット)の位置が分からず、若いラ イフセーバーに怒鳴りつけているスイマーがいた。
逗子から江ノ島まで泳ぎきるというのは、大いなる、野心的なチャレンジだと思います。そのほんの小さな手伝いをさせてもらい、光栄です。チャレンジを間近でもると、自分も刺激を受け、パワーをもらえました。反面、すべてのアウトドアスポーツに言えることですが、自然の中で行うアクティビティはリスクスポーツ。老獪に準備し、多くを学び、賢くない人は参加すべきではないと改めて思いました。これは自分自身にも言えること、シーカヤッカーにも言えることではないでしょうか。改めて自分を見直す切っ掛けになる1日でした。人をサポートしながら漕ぐというまたとないチャンス。来年はぜひ新しいシーカヤッカーのエントリーを期待せずにはいられません。
こんな動画を発見。 https://www.youtube.com/watch?v=04PeeOQhPn8&feature=youtu.be