![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d7/e58978a5e651a3ec3f0495a2432b80e5.jpg)
種をまき、苗を育てることは、ダメなものの命を絶ち、間引きという作業が欠かせません。これ、最初に知ったショックなことです。それは種の時点から始まっています。子孫を残せる種と、そうでないものがあります。
水につけて沈んだものは使えるもの、浮いているのはダメなもの。畑の教科書には、どの本にも書いてあることです。そして浮く種は捨てられます。土にまいてもらえない。
ダメでも、少しぐらいはいいところもあるだろうと、浮く種と沈む種を分けで撒いたことがありますが、発芽率が大きく違います。下手すると浮いてる種は発芽率0%。良くても10%。これでは効率を考えると、ダメ種は捨てるしかありません。
芽が出てからも、奇形や葉が小さいもの、育ちの悪いものは間引びかれます。競争を勝ち抜いたエリートのみポットから畑に植えてもらい、花を咲かせ、実を結びます。生き物の世界、厳しい。でもそれが現実です。
自分達の未来と自分達を囲む全ての未来への積極的な投資者、庇護者、保護者になってみてはどうでしょうか。 ナイノア・トンプソン