旧銀貨、問題あり、それは偽物が多いということだそうです。偽金を作るって、重罪ですよね。そんなことする人いうるの??、と思いますがいるんです。銀よりもずっと安い素材で作り、その差額を稼いだ人が明治、大正時代にいたのでしょう。銀貨と同じ色を出すには銅とニッケルの合金を使いますが、ニッケルは磁石につくので(銀はつかない)偽物の判断材料になります。
また銀は熱伝導率のいい素材なので、氷に刺さります。理科の実験のようで子供が喜んでいました。あとは重さですね。質量が違うので同じ体積だと重さが違ってきます。これは0.01gまで測れる測りを使います。これらは100年前の偽造硬貨の見分け方です。
近年、真贋が見分けられない銀貨が出てきているそうです。特定の人気銀貨は値段が高騰して、偽造して大きな利益が出るようになりました。本物の銀を使い3Dプリンターで作られたものはプロでも真贋判断ができないと言われています。特に一圓銀貨でみられるそうで、中国で作られているそうです。一圓銀貨のデザインもむっちゃカッコいいんですよ。いつの日か、こいつの本物を手に入れてみたいと思ってます
無知が過ちを繰り返させる。それこそが人類を混乱させた1番の理由ではないのだろうか。私たちはそれによって失われたものが無数にあることに気づくべきなのだ。
新谷暁生