論法としては記事の通りなのかもしれません。
しかしながら、開催して何が出来るのかと言えばおそらくまた野党が騒いで結果何も出来ないのでしょう。
野党が臨時国会を要求している背景には
法整備や予算と言う話が出ています。
だとすれば、具体的な法整備の内容や予算の措置する対象が明確であっても良いのかと思います。
その方が国民に訴えるこの事態を改善させるような話が見えてきますから。
ところが、野党は専門家の意見を集約して改善させられるだけの対策案も提示していません。
もっと正確に言えば今の専門家の王道の意見は医学的ではなく5割人流を減らす規制の話です。
仮に野党が臨時国会を開いてしまうとこの話が雪崩式に踏み込まざるを得なくなります。
つまり、薮を突いて蛇を出すような真似をする事になり兼ねません。
もしくは国立大病院などにもっと多くの重症者を引き受ける為に通常の医療をストップさせるような話をするのかです。
しかしそれも厳しくなる人もいます。
仮に他の案が有るとすればそれは抗体カクテルを医療施設以外の施設で実施するような首相他が説明しているような話です。
それを煮詰めてしまうと本当に菅総裁から他へとスイッチする事さえも絶望的になります。
数字が悪いのを批判するのは簡単なのですが、実際の現状を把握すると臨時国会を開くよりもこのまま総裁選で菅政権及びその数を集めている派閥から権限を取り上げた方が良いのでしょう。
むしろ、来月の総裁選をさせて誰か自民党総裁を変更して、せめても国民に分かり易い人を総理に迎えるべきかと思います。
そうすれば自民党にすれば派閥力学による意見とかは減るでしょう。
野党にしても衆議院選挙での挽回が期待できます。
まともに臨時国会でまた例のマスコミと同様の要請で金を配る話をし出すと、地方自治体はそのギャップに悩まされます。
そして急患の搬送問題などで頭を抱えているのに更に公務が増えますよね。
矛盾している若者の人流をどうにかしたいのですが、臨時国会を開いて野党が闘う姿勢を示せば余計に活動をしてしまいます。
今はなんとなくそれこそ諦めているのに、野党が政府が悪いと囃し立てれば若者も調子に乗るのかと思います。
それどころか、一番問題なのはその話をしだがる中高年層です。
予算でまた給付金配布とか言い出すのは簡単なのです。
そしてそれがまた貯蓄なりに回るような話でやろうとする事と結果として起きる事は必ずしも一致しません。
最低限、臨時国会を要求するのなら、内容を明確に出してこれを議論して導入すれば少なくとも現状が改善すると言うエビデンスを専門家に説明させるべきです。
おそらく、そんな事をしてくれる専門家は希少です。
何故なら、医学会ではこの現状でも多数派は残念ながら重症者用病床数を増やすような話に非協力的なのかと推察されますから。
書いていて最終的に思ったのが、臨時国会を開いてもし議論するなら今よりも多額の医療費を新型コロナの診察に上乗せして医療関係者の意識を変革するくらいの熱い願望を示すしかないのかと思います。
ただ、それをしてこのような雑誌の読者が好む話なのかと言えばそうでないから余計に複雑です。