世論調査の結果が異なった理由がここにあったらしいです。
>衆院選で与党が勝利し、国会を安定的に運営できる絶対安定多数を確保したことで、投資家の間で政策安定への期待が高まっている。
甘いなぁ、自民党が安定多数なら例の金融所得課税を20%分離課税からシフト出来るのでしょう。
まして野党も賛成なんだから、税収論議が詰まれば何か出てきそうなのですけど。
法人税も国際的に15%とか言っていますよね。
どうなるかの予測は出ているようです。
見極めていかないといけないと思っています。
先ず、そのバンドワゴン効果を書いた記事から引用します。
だが、結果はそうならなかった。
>現時点では、(1)自民党は公示前の276議席より減る公算が大きいものの、単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い(2)立憲民主党は比例区で勢いがなく、公示前の109議席からほぼ横ばい――などの情勢になっている。
以前の投稿にもあった、朝日新聞の世論調査の方が結果と付合する。
読めない選挙だったとは思いました。
そして何より
投票率もそんなに上がっていません。
この投票率が上がって無党派層が勢いよく野党へと批判票を入れるのが想定されていた流れのように思っていました。
まさかの関心がないままに終わったのでしょうか?
または財源論で全面否定になってしまったのでしょうか?
諦めでなければ良いのですけど。
大阪府知事の評価を見るにつけ、都知事の評価は残念でならない。
もっと評価されて良いのでしょう。
ただ、無免許運転事故の元都民ファーストの会の都議さんの事もついてなかったとしか言いようがありません。
そもそも希望の党の時も排除しますと言ったのをマスコミが騒いでの成り行きでしたから、周囲に邪魔される運命なのでしょうか?
それで希望の党の時は小池百合子さんと組もうとして、今回は野党統一候補で共産党と組んだのですから節操がないように見えてしまいます。
数を集めれば力になると思うのは勝手ですが、その違和感を悟られてしまうのがどうも一貫性がないのです。
もう少し、例えば国民の権利を守るとかその時々に言っていれば大義が成り立つのでしょうけど。
政治的な党利党略に見えてしまいそうです。
今回の大義は忖度の政治からの決別くらい言わないといけないのですが、その前に野党も官僚に辛く当たるのが見受けられますよね。
前回の希望の党の時は完全に小池百合子さんの勢いに乗りたいように見えました。
なので大義が無かったのかと記憶しています。
森友問題は発覚していたようですが、その後に問題が発生して今の事態、赤木ファイルに至っています。
とは言え、立憲には排除の論理の逆風が追い風になっていました。
批判票が動くにしても、大義を掲げるような話にならないのでしょう。
福祉の厚遇を言っても所詮バラ撒きで税収を見込めるような展開は述べられていません。
税収増の為に累進課税を強めてしまいそうです。
そして景気後退でまた苦戦させてしまうのかと経験則が働きます。
リーマンショックに東日本大震災と遭遇したのがやはり日本の評価が下がるような混迷だったのでしょう。
ついていないと言ってしまえば楽なんですけど、責任感が全体として足りないように見えるのです。
それにこの結果からすると自民党の敵は野党と言うよりも新型コロナ感染症の方なのかと感染が拡大していれば叩かれ、感染が減少すればこの選挙結果ですから。