こんにちは!
今回は、
STEVE JOBS
THE MAN WHO THOUGHT DIFFERENT
~A BIOGRAHY BY KAREN BLUEMENTHAL~より
ahead of を使った表現をご紹介します。
NeXT の新作コンピュータの発表が
当初の予定より大幅に遅れたことに対して
記者から質問された時のJobs氏の返事より~
It wasn't "late," he said. It was "five years
ahead of its time."
late は 「遅れる」
※時間の遅い早いを言う時に使います。
ちなみに早いは・・・ earlyです。
※fast と slow は スピードに使います。
2つ目の文章に入った
ahead of ~が今回のオススメ表現です。
ahead of ~で 「~の前」 を表します。
its time ここでは 「その時代」というようなニュアンスです
※it's ~と アポストロフィー( ' )付きのits ではありません。
it's は it is の 略語
its は it の所有格です。
(I でいうところのmyです(^-^))
続きの説明が長くなりましたが、
ahead of its time で 「その時代より前だ」
と いうようなことを伝えています。
そしてその前にfive years がついて
どのくらい前かを言っています。
つまり、5年先取りしている、というような意味です。
まとめてもう一度見てみます♪
It wasn't "late," he said.
It was "five years ahead of its time."
(「遅れたんじゃない」
「むしろ5年時代を先取りしているくらいだ!」)
この開き直りよう。
後に本当にそうだったとわかるのかもしれませんが、
さすが天才、言うことが一味違いますね。
Jobs氏の自伝は多数出版されていますが、
私はこのKaren Blumenthalさんの書いた文章がとても好きで
何度も読み返し、そして、
レッスンでテキストとしても活用しています。
話がそれましたが、
ahead を 使った他の表現も合わせてご紹介します♪
まずは、言わずと知れた(?)有名な(?)表現から
Go ahead.
「先に行く」にPlease をつけたら
Please go ahead.
『お先にどうぞ』と伝えられます。
schedule とセットにして
ahead of schedule で 「予定より早く」ということが伝えられます。
ahead の前に どのくらいかを表す表現を付けるとより具体的な
表現ができます。
例えば、
The project is three weeks ahead of schedule.
とすると、
(そのプロジェクトは予定より3週間早く進んでいる)となります。
ちなみに
「予定より遅く」は behind scheduleと言います。
どちらもよく使われますので覚えておくと便利です。