洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

単語の意味、カギは文の流れです⑤ unusual inventionsより

2015年09月21日 | 洋書の読み方

みなさん、こんにちは!

 

今回はドリルに似た参考書、アメリカの小学生向けワークブック、

Scholatic - 3rd GRADE Workbook の問題文の引用を使って

単語の意味を文脈で取る方法をご紹介します。

 

本文引用、その前に・・・

「~年生」は英語で「~番目のgrade」と言います

3rd(third) grade は 三年生 です。

 

それではここから本文

Unusal inventions

(変わった発明品)についての文章です~

 

For example, one inventor created

a twirling fork to make it easier to

eat spaghetti.

 

下線を引いた単語が入った黄色で色づけした部分は

どのような意味でしょうか。

もう知っているし分かるという方はそのままで大丈夫です、が、

もし知らなかったら、、、

すぐに辞書を引かずに、少し周りを観察して

想像してみてください。

 

まず、この文章が書かれた背景知識から、

invention から、想像して何かしらの発明品であること

そして、ヒントになりそうなキーワードは、

何かしらspaghetti(スパゲティ)が関わる

fork(フォーク)であること

もし、そこまで見ることができたら

後は英語から一瞬離れて人がスパゲティを食べる時に

どのようにフォークを使うかを想像します。

スパゲティをフォークで食べる時フォークは・・・

そう、くるくる回転させてスバげティを巻きつけて食べますね!

そこまで想像できたら後はそれを英文にあてはめて想像します。

発明品なので、それも合わせて考えると、

そうです、自動回転して麺を巻きつけるフォークです!

 

ここまで想像できたら十分ですので、

特に必要ありませんが、

念のためtwirling(twirl)を辞書で調べてみると、

「~をくるくる回す」「振り回す」などの意味がありました。

 

文章を読んでいて知らない単語に出会った時、

すぐに辞書に頼るのはもったいないです。

知らない!というだけで無意識でプチパニックになり

だから読めない!となってしまう状況はよくわかります。

かつての私もそうでしたから。

だけど、そんな時は単語の意味の類推力を鍛えるチャンスです!

背景知識を思い出して、落ち着いて周りを見て

近くに知っている単語がもしあればそこから

想像を広げて、意味を予想して、

辞書を引くのはそれから、にすることをお勧めします。

 

コメント
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