「地球の目線」竹村真一著から
第3に、地球温暖化対策CO2削減の切り札とされる原発だが、果たしてほんとうに温暖化抑止とCO2削減につながるのか?というと、そこにもいくつか疑問がある生じる。
まず原発は膨大な海水としてくみ上げ。炉心の熱を水に託して海に流しているが、京都大学。原子炉実権書の小山裕章氏によれば、その量は日本の55基の原発合わせて、年間約1000億t-これはなんと日本に降る雨の総量の六分の一、日本の河川の総流量の五分の一にあたる程だという。
これだけの水を7℃も昇温して海に流すとすれば、原発が事実上’海の温暖化装置’となっている面がないのかどうか。あらためて検証してみる必要がある。
第3に、地球温暖化対策CO2削減の切り札とされる原発だが、果たしてほんとうに温暖化抑止とCO2削減につながるのか?というと、そこにもいくつか疑問がある生じる。
まず原発は膨大な海水としてくみ上げ。炉心の熱を水に託して海に流しているが、京都大学。原子炉実権書の小山裕章氏によれば、その量は日本の55基の原発合わせて、年間約1000億t-これはなんと日本に降る雨の総量の六分の一、日本の河川の総流量の五分の一にあたる程だという。
これだけの水を7℃も昇温して海に流すとすれば、原発が事実上’海の温暖化装置’となっている面がないのかどうか。あらためて検証してみる必要がある。