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■タイを極める 第2弾

2014-04-03 | ●タイのクーデター
■■■■■■タイを極める第2弾(タイ政府組織)■■■■■■
■「反政府デモの悲しい影響
●タイ政権が反政府勢力ともめ出してだして、はや5ヶ月が:経過し
た、
一向に解決の兆しは見えてこない。
長引けば長引くほど、観光客は
激減し、経済は疲弊する。

(タイ首相府を包囲する反政府デモ)
タイバーツ危機後、積極的に取り組んだ自動車産業の工場群の誘
致作戦が功を奏し今やアジアのデトロイトと言われんばかりの盛況
を見
せていた。
●ところが、政治の基盤が脆弱なため、海外逃亡中のタクシ前首相の
免訴決議に端を発した騒動は既に4ヶ月にわたり反政府デモ隊が、
首都の中心部を閉鎖する事態にもなった。 政府機能は  一部乗っ取
られたままで 観光客は半減した。 そしてタイ経済も低迷した。
 
■「なぜ解決しないのか
政府も,国民も、誰も喜こばない事が、なぜこんなにも 長引くのか
国民の慢心とのいうか、国の成熟化現象というか、之だけ英知にとん
だ世の中でありながら 
このような現象が現れ、才ある人々が仲立ち
しても、一挙に解決できないとこ
ろが、政治の難しい問題なのだ。
政治の怠慢なのか。
下院総選挙は、反政府デモの妨害もあり再選挙が決った。なにもが長
引くばかりだ。
日本人からすると実にゆっくりしたタイ人気質、タイの国民性が、こ
の問題の底辺
に潜んでいるのかも知れないと考えたりもする。
 
タイ国政府の組織の全容
ところが振り返ると、第2次世界戦争(大東亜戦争)中、常に孤高
なが
ら国王と中立を守り戦後はアジアの盟主として、その中核を占め
るのは
なぜか。
欧州を範とした行政組織と、行政力が優れている事をその理由に挙げ
る識者が多い。
 
そういえば、日本も同じような事例があったことを思い出した。1年
替わ
りで変わる内閣の中で、国民生活と経済と国威が何とか保てた

のは、優れた行政力があったお陰のよう
に思う。
そこで、意外と知られていない、タイ国政府の行政機能について、詳し
く探ってみよう。題して「タイを極める、第2弾、タイ国政府の全容
である。



(瀟洒なたたずまいのタイ首相官邸)

■「内閣の府と省     日本の出先機関
●内閣府
 内閣官房
 国家経済社会開発委員会事務局 
●国防省
●財務省
外務省               ●タイ王国在日大使館●大阪総領事館
観光・スポーツ省        ●タイ国政府観光庁(TAT)         
●社会開発・人間安全保障省
●農業・協同組合省
●運輸省
●天然資源・環境省
●情報技術・通信省
●エネルギー省
商務省             ●タイ国政府貿易センター(TTC)
●内務省
●法務省
●労働省
●文化相
●科学技術省
●教育省
●保険省
工業省             ●タイ投資委員会事務局(BOI)
 

■「省に属さない政府機関 
●国王官房
●宮内庁
●国家仏教事務所
●王室プロジェクト調整特別委員会
●タイ国家研究評議会事務所
●タイ学士院
 ●タイ王国国家警察庁
●最高検察庁
●マネーロンダリング防止取締事務所
(出所;タイ王国政府官報公式Webサイト)
 
 
■「タイの国家予算」(資料)
●タイの国家予算は、10月を期初にして翌年9月までの1年間である、
2012年(平成24年)の国家予算は、2兆3300億バーツだった。
当時のレート(1バーツ2,5円)で換算すると 約5兆9500億円
になる。
因みに
日本の平成24年度予算(一般会計歳出総額)は90兆3339億円だ
った。

 
 

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