毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
漏水の代償
9月8日に記事にした水道の漏水、これには当然後日譚があって、それが昨日一応の解決をみた。
水道というのは有料なものなので、あれだけだーだーと漏らしていれば多額の使用料が請求されることは分かっていた。ただ、漏水を直してくれた業者の人によれば、水道課に届けを出せばある程度減免されるという話だったので、なんとかなるのではないか、とちょっと甘いことを考えていた。しかし・・、
水道のメーターを調べに来た人が
「こんなにも料金が出ましたが、大丈夫ですか?」
と、見せてくれたのがこの請求書。
な・な・な・なんと、396,584円・・・さんじゅうきゅうまんろくせんごひゃくはちじゅうよえん・・・。
これにはビックリして、水道料金を払っている父にすぐこの請求書を見せた。
「ほお・・」
と言ったきり、言葉を発しない父に向かって、
「この間の工事の領収書をもって水道課に届けを出したら多少は安くしてもらえるらしいから・・」
と慰めても、いったいどれだけ安くしてもらえるのか分からないだけに説得力がない。
「まあ、それに期待するしかないね。使ったのは使ったんだから・・」
その後、半月ほどして工事の請求書が送られてきたので、その代金を振り込んだ領収書を持って水道課に出かけてみた。
手続きは案外簡単に終わったが、
「で、いくらぐらい安くなるんですか?」
と核心部分を尋ねてみたところ、
「ざっとですが、3万5千円くらいですかね」
という素っ気ない返事が職員から返ってきた。
「えっ、それだけですか?じゃあ、35万は払わなくちゃいけないってこと?」
「そうなりますね」
「たったそれだけ・・」
と一緒に行った妻と二人でがっかりしていると、横から別の職員が、
「すみませんね。きまりですので」
「じゃあ、もうどこにお願いしてもこれ以上安くはならないってことですか?」
「ええ、普段の使用料の3倍程度までしか減免できないって決まりがあるものですから・・」
「3倍?」
「ええ」
と私が腑に落ちない顔をしたからだろう、最初の職員がはっと気付いたように
「すみません、間違えてました。お支払いしてもらうのが、3万5千円位ってことでした。申し訳ありません、逆でした」
なんだか妙なオチがついてしまったが、実際に昨日送られてきた減免額の案内には、請求金額が「36,996円」と書いてあった。
これを父に見せたら、
「ほお・・」
と今度も驚いた様子で、しかし今度は嬉しそうな顔をしながら
「よかったなあ」
としみじみ言った。
漏水とは言え、確かに大量の水を使ったことには変わりはないから、そのまま払えと言われても仕方がないだけに、この措置は本当に嬉しかった。時には、行政も心の通った施策をするものだな、と初めて思った。
もう漏水しないよう、注意しなくっちゃ!!
水道というのは有料なものなので、あれだけだーだーと漏らしていれば多額の使用料が請求されることは分かっていた。ただ、漏水を直してくれた業者の人によれば、水道課に届けを出せばある程度減免されるという話だったので、なんとかなるのではないか、とちょっと甘いことを考えていた。しかし・・、
水道のメーターを調べに来た人が
「こんなにも料金が出ましたが、大丈夫ですか?」
と、見せてくれたのがこの請求書。
な・な・な・なんと、396,584円・・・さんじゅうきゅうまんろくせんごひゃくはちじゅうよえん・・・。
これにはビックリして、水道料金を払っている父にすぐこの請求書を見せた。
「ほお・・」
と言ったきり、言葉を発しない父に向かって、
「この間の工事の領収書をもって水道課に届けを出したら多少は安くしてもらえるらしいから・・」
と慰めても、いったいどれだけ安くしてもらえるのか分からないだけに説得力がない。
「まあ、それに期待するしかないね。使ったのは使ったんだから・・」
その後、半月ほどして工事の請求書が送られてきたので、その代金を振り込んだ領収書を持って水道課に出かけてみた。
手続きは案外簡単に終わったが、
「で、いくらぐらい安くなるんですか?」
と核心部分を尋ねてみたところ、
「ざっとですが、3万5千円くらいですかね」
という素っ気ない返事が職員から返ってきた。
「えっ、それだけですか?じゃあ、35万は払わなくちゃいけないってこと?」
「そうなりますね」
「たったそれだけ・・」
と一緒に行った妻と二人でがっかりしていると、横から別の職員が、
「すみませんね。きまりですので」
「じゃあ、もうどこにお願いしてもこれ以上安くはならないってことですか?」
「ええ、普段の使用料の3倍程度までしか減免できないって決まりがあるものですから・・」
「3倍?」
「ええ」
と私が腑に落ちない顔をしたからだろう、最初の職員がはっと気付いたように
「すみません、間違えてました。お支払いしてもらうのが、3万5千円位ってことでした。申し訳ありません、逆でした」
なんだか妙なオチがついてしまったが、実際に昨日送られてきた減免額の案内には、請求金額が「36,996円」と書いてあった。
これを父に見せたら、
「ほお・・」
と今度も驚いた様子で、しかし今度は嬉しそうな顔をしながら
「よかったなあ」
としみじみ言った。
漏水とは言え、確かに大量の水を使ったことには変わりはないから、そのまま払えと言われても仕方がないだけに、この措置は本当に嬉しかった。時には、行政も心の通った施策をするものだな、と初めて思った。
もう漏水しないよう、注意しなくっちゃ!!
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