2023年4月30日にスマホから、コロナウイルスワクチンの令和5年春開始接種(オミクロン株対応)を予約した。
前回のブログに書いた公正証書遺言の公証役場が完了する日の後に、ファイザー社のワクチンを接種してくれる個別接種を望んでいたので、第5回で、痛くない注射をしてくれた隣駅のクリニックの先生を選んで、5月29日とした。
ようやく接種当日になり、電車でひと駅乗って、歩いて行ってきた。
受付に接種券を出すと、予約した時刻より30分くらい早かったのに、ちょっとトイレに行ったところ待合スペースの椅子に座ると、ほどなく呼ばれた。
先生は、また注射針を刺してから、指先に問題ないかお聞きになって、ないとわかると、「注射液を入れます」と注射した。
また、痛くなかった。
私、この先生に付いていきます!
でも、第1回と第2回のワクチンはファイザーで、第3回と第4回がモデルナだったので、私には、ファイザーが合っていたのかもしれない。
副反応は、人によりさまざまで、ほとんど副反応がないという人もいれば、夫も副反応がつらい、という人もいて、なんでこんなに人によって違うのだろうかと思う。
今回は、40℃以上には発熱はしなかったが、いつも高熱になる。
いや、第1回目は、発熱しなかった。
でも、後遺症もないようであり、コロナに感染して重症化するよりはいいだろうと、毎回我慢している。
夫は6月に受けるのだが、腎臓が悪いので、解熱剤は腎臓に負担がかかる、と 解熱剤を飲まずに、快復を待つ。
それに比べたら、私は、今回、アセトアミノフェンを5回飲んだ。
準備としては、アイスノンを2つ冷凍し、冷タオルを冷蔵庫に2枚用意。
魔法瓶に氷を入れた水をたくさん用意。枕もとの鏡台に、魔法瓶とマグカップを蓋つきで常備したのがとても役立った。
食品は、バナナ、桃ジュース、玉子がゆ、プリン、ミニクロワッサン、冷凍食品にお好み焼きと焼きおにぎり、カレーうどんの生麺のパックを準備した。
以下は、また私の備忘録なので、お目障りとは思うのだけれど、経過を列挙する。
5/29 6:01 通常時 36.5℃
11:40 BAー1 コロナウイルスワクチン接種 第6回目
今回、なかなか発熱せず、接種当日は夕食づくりができたので、青椒肉絲とご飯で、満腹に食べた。
これから高熱との闘いがあると思い、体力をつけるんだ!とたくさん食べた。
16:02 36.9℃ テレビを観ながら、熱が上がってきた。
21:05 37.7℃ 寒くなり、冷タオルを額に当てる。アセトアミノフェン 1回目飲む。
22:42 37.9℃ 熱っぽくなった。 アイスノン。
5/30 5:40 39.0℃
5:43 アセトアミノフェン 第2回目飲む。
6:07 冷タオル、アイスノン交換
7:24 37.3℃
7:40 玉子がゆ、つぼ漬を食べた
8:03 36.3℃ 食後に平熱に下がる
11:20 38.6℃ アセトアミノフェン 第3回目飲む
12:30 38.4℃ 暑い
その後、空腹ではあるが、重いものは入らないので、昼食にミニクロワッサン、プリン、
コーンスープ、バナナを食べた。
12:58 36.5℃ 暑い 教場0を観る
15:07 37.9℃
1日1回のネットの入力の画面があるので、熱っぽいが入力した。
23:17 37.7℃ アセトアミノフェン 第4回目飲む
23:22 冷タオル、アイスノン交換
5/31 5:15 目覚める よく眠った
5:19 36.7℃
5:47 朝食 おとといの青椒肉絲とご飯
6:34 36.7℃ 満腹 TVerで金八先生を観る
8:00 37.1℃ 入力 合理的にあり得ない 観る
10:52 37.2℃ アセトアミノフェン 第5回目飲む
12:00 プリン バナナ クロワッサン食べる。 朝食が重く、お腹がすかない
13:53 36.5℃
入力
16:00 夕食 きゅうり載せトースト ミニトマト3個
夫が、茶碗洗いはワクチン後、全部引き受けてくれたのはありがたかった。
私がキッチンで毎夜片付けていたことは、省くことになってしまったので、調子がよくなったのを
見計らって、コンロやシンクの掃除をした
19:30 36.3℃ プリン食べる
金八先生観る
22:54 36.5℃
6/1 4:03 36.3℃ 平熱に戻った それってパクリじゃないですか 観る
5:54 36.2℃ 起きる 回復とした
6:40 朝食 カレーうどん
10:50 豚ロース生姜焼き ごはん
この第6回のワクチン接種では、39℃を超える発熱はなかった。
38℃以上を、赤字にした。
接種した日に夕食の調理ができるほど、元気があったし、あまり副反応が重くないような予感がしていた。
とりあえず、問題を残さず、今日を迎えた。
2022年12月13日、新型コロナウイルスワクチンの5回目の接種をした。
オミクロン株 BA4-5のもので、ファイザーを選ぶため、個別接種にした。
LINEから申し込んだので、クリニックの近さ、便利さ、などから、一駅隣の内科にした。
診ていただいたことは一度もないクリニックだ。
早めに、クリニックに訪れたところ、診察券を作ることもなく、集団接種と同じように、来た順に呼ばれて注射になった。
先生は、いくつかの健康の質問のあと、腕を出すようにおっしゃると、注射針を刺したあと、薬液を注入する前に、
「指先はなんともありませんか?」
と、質問され、問題ないことを確認すると、その後薬液を注入した。
痛くなかった。
4回目の集団接種のモデルナは、ものすごく注射が痛かった。
私は注射は平気なほうだが、前回の注射は、こんなに痛い注射はいつ以来だろうと思うほど、痛かった。
それに比べて、12/13のこの日の注射は、痛くなかった。
ツベルクリンくらいだ。
さて、ファイザーに戻して、1回目と2回目のファイザーは副反応が軽かったので、モデルナ3回目と4回目が副反応が激しかったから、今回の副反応の軽いことを期待した。
ところが、真夜中に発熱が始まり、最高で12/14の14時、40.5℃まで上がった。
前回、8/26 4日目の朝に最後の高熱で、今回は、3日目(12/15)の朝 38.8℃を最後にその日は平熱になった。
だるさはあったので、料理はあまりせず、湯煎で済むようなものを食べていた。
それでも、キッチンの片付けは、できる限り済ませた。
今は、接種から4日目で、復活し、朝から洗濯をした。
下記に体温を中心に備忘録として書き残しておくことにしたい。
今回も、一瞬で測定する皮ふ接触のない体温計で、胸で測定した。
コロナワクチン5回目接種 オミクロン対応BAー04,05
2022年12月13日(第1日目)
11:50 36.3℃ 平熱
15:35 ワクチン接種5回目
帰宅後、食事
19:03 36.6℃ 異常なし
23:06 37.4℃ 左腕痛 体暑い 冷タオル アセトアミノフェン飲む
2022年12月14日(第2日目)
0:00 38.0℃
5:48 39.2℃
7:21 40.1℃
8:22 39.5℃ アセトアミノフェン飲む
9:45 37.3℃
9:56 37.2℃ すいとん食べる
11:09 36.4℃
13:51 38.8℃
14:25 40.5℃ アセトアミノフェン飲む
15:21 39.6℃
15:42 38.1℃ 氷枕
16:11 36.9℃ お粥 卵
17:42 36.4℃ ルーティンの入力、家計簿入力
20:15 37.6℃ アセトアミノフェン飲む
23:49 36.5℃ 着替え
2022年12月15日(第3日目)
6:52 38.8℃
7:50 朝食 お粥と卵 バナナ アセトアミノフェン飲む
8:25 36.6℃ 氷枕、冷タオル交換
10:47 36.5℃ プリン コーヒー
11:30 うどん 小松菜入り
13:47 36.5℃
14:58 36.8℃
15:48 36.2℃
16:18 36.4℃ 夕食 ゆで卵載せ食パン マヨたっぷり
18:04 37.0℃ 足洗う
23:36 36.4℃
2022年12月16日(第4日目)
0:08 36.5℃
3:05 36.5℃
3:53 36.2℃
快復とした。起床。
前回のモデルナよりも、1日早く、平熱に下がった。
2022年8月26日(金)に、市の集団接種で、コロナワクチンの4回目を接種してきた。
コロナワクチン3回目接種 副反応
に、前回の接種の時の、副反応で苦しんだことを書いた。
今回は、接種券が到着した8月5日にクリニックに電話したが、9月までの予約がいっぱいで、それで終了することが伝えられ、集団接種を受けてください、というのだった。
すぐLINEから、モデルナの集団接種の予約を取ろうとすると、その時点では、週末の3日間ずつしか空きがなかった。
家庭の用事などが埋まっていたので、少し先になるが、8月26日を予約した。
当日になり、初めての会場だったが、電車と買い物の関係で、16:45の予約時間より30分近く早めに到着した。
まだ受け付けてないだろうなとは、思ったが、案内の人に、予約時間を告げると、「ご案内できます」ということで、先へ進んだ。
注射は、担当の方の顔まで見なかったが、今までで、一番痛く、「イタイ、イタイ、ものすごく痛い」と声が出た。
本当に痛かった。どこか痛点に、ドはまりでも、したのだろうか。
結局、16:18に接種できて、15分間の待機場所に案内され、待っていた。
16:50のバスに乗って帰りたかった。
掲示物に、激しい運動はしないでください、と書いてあったが、少し急がないと、乗り遅れる。
階段を下りたり、登ったり、小走りで移動し、バスの待ち人の後尾に着けた。
ということで、その後の経過を時系列で、3回目に続き、備忘録も兼ねて、詳細を掲載する。
8月26日 (接種第1日目)
16:18 35.7℃ ワクチン接種
18:05 36.5℃
18:27 接種の会場に行く前に買った海老天の天むすと
鶏そぼろのおにぎりを食べる
23:38 37.3℃ 発熱が始まった、前回からすると、予定通りの時刻だ
23:48 アセトアミノフェン飲む。寒い。春秋用のパジャマを着る。
8月27日 (接種第2日目)
4:03 38.9℃ 暑い、アイスノンで冷やし、冷水も飲む
7:06 39.8℃ TVを観て、うつらうつらする
7:21 39.9℃ 吐き気も少しする。アセトアミノフェンを飲む
9:12 38.9℃ バニラアイスを食べる
9:56 37.9℃ アクエリアスを飲む
11:41 39.3℃
12:42 40.0℃ ここまで上がるか
13:23 39.2℃ アイスノン交換
13:27 アセトアミノフェン飲む
14:44 37.0℃ バナナ1本食べる
15:51 36.6℃ 一旦は、下がる
19:39 40.0℃ また上がる
20:22 40.1℃ アイスノン交換 アセトアミノフェン飲む
8月28日 (接種第3日目)
3:29 39.5℃
4:32 37.5℃ 玉子がゆ食べる
5:59 アセトアミノフェン飲む
8:02 36.2℃ バナナ1本、プリン食べる
10:08 36.8℃
11:33 37.0℃
12:45 カップヌードル食べる
15:07 39.6℃ アセトアミノフェン飲む
15:40 アイスノン交換、冷タオル載せる
16:55 37.5℃ コーヒーゼリー食べる
18:37 36.2℃
19:45 シャンプーする。 バナナ1本食べる
20:11 36.4℃ お腹をこわす
23:00 36.4℃ 2時間くらい眠った
23:07 新タントーゼ(止瀉薬)飲む
8月29日 (接種第4日目)
1:08 36.5℃ コーンスープ、きんぴらごぼう、さつまいも煮食べる
アイスノン交換
5:21 37.5℃ 長めに眠った後は、少し熱が出るので、ドラマを観て、様子をみる
6:47 36.2℃ 平熱並みに落ちてきた
7:32 36.6℃ 起床 洗濯 パルスオキシメーター 97
7:50 玉子がゆ、きゃらぶき、さつまいも煮食べる
一応、快復とした。
朝食のあと、洗濯物も干して、社会復帰した。
寝込んでいた間、夫は、自分の腎臓用の食事については、コンロを汚さない食事を前から予定していてくれ、食器洗いはすべて引き受けてくれた。
「何か買ってきてほしいものある?」
と、聞いてもくれた。
リビングでは、食事の10分間だけエアコンを点けるともったいないから、と言って、冷房しないで過ごしていた。
もともと、夫は自室で、テレビやYouTubeを観るのが日課なので、食事時間以外は出てこない。
世話の焼けない人で助かった。
また、5か月後には、この副反応地獄に落ちるのかと思うと、5回目接種は気が重い。
接種券には、5回目、6回目の空欄があるのを見逃さなかった。
コロナワクチンの3回目接種を3/13 12時に受けてきた。
自治体の集団接種で、モデルナだった。
まずは、コロナワクチンの集団接種までの経緯から。
1、2回目の接種はクリニックのファイザーだったが、当時、電話予約したとき、2か月も先の予約しか取れなかった。
8月31日までに2回目接種を終えた人へは、2月25日にワクチン接種券を発送する、と自治体のLINEのサイトに出たので、指折り数えて待っていたら、3月1日に届いた。
すぐ、クリニックに電話をすると、
「今予約すると、接種日は3月29日になります」
と言われ、検討します、と切った。
自治体のLINEの画面から、ログインしてみると、3月の一桁の日付から予約できるように表示があった。
しかし、3/10のマンションの排水管洗浄の予定があり、通常は、キッチンのディスポーザー下の配管だけの洗浄なのだが、5年ほどに1回は、排水口すべての洗浄が行われる。
その準備は結構大変で、排水口をきれいにしておくのはもちろんだが、流しの下の荷物も移動しておかなければならない。
一大イベントなのだ。
というわけで、その10日が終わってから接種するしか選択肢はなかった。
3/13(日)をLINEから予約した。
接種当日になった、13日の12:20の予約だった。
電車で早めに着いたが、入れてくれた。
あちらこちらに案内の人物が立っていて、待合所はパイプ椅子が整然と並び、ただ静かに待っている。
私が65歳以上で発送が2/25であったのに、待合所に居る人たちは、30代かなと思うような若い人が何人も含まれる。
2回目接種から6か月が経過した人に発送しているはず、こんなに若い人がもう接種券ゲット? と驚いたが、1,2回目の接種で2か月も待たされたのが災いして、こんなに遅くなった。
さて、12時には接種会場に導かれて、予診のあと接種が行われた。
予診の先生は、かなりの高齢の男性の医師だった。
注射をしてくれたかたも、80歳?と思うくらいの高齢の看護師さんだった。
今まで何万本の注射をこの看護師さんは人生で打ってきたのだろうな、とそれが安心させてくれた。
市内の医療関係者、総動員だな。ご苦労様です。
前回の接種の副反応は、翌日になって現れたので、この日はなにもないだろうと、食べたい天むすを買って電車に乗って帰ってきた。
前回は16時接種で、今回は12時だったので(予約より早めに案内された)、副反応は今夜のうちに発熱するかもしれないと思った。
ファイザー~ファイザー~モデルナ なので、前より副反応が強いであろうことは予想していた。
以下は、私自身の備忘録でもあるので、細かい話なのだが、経過を入力している。
ご関心ないとは、承知しているが、ご勘弁頂きたい。
3/13 (接種1日目)
11:30 36.1℃
12:07 ワクチン接種
16:00 天むす と 辛子明太子おにぎり
16:19 左足の脛がつる (もしかして左腕に注射したので左半身になにか現れたか、と不安になる)
17:26 36.5℃
18:17 また左足がつる
18:44 36.3℃
20:30 38.4℃ ついに発熱が来た 氷枕と、冷やしておいた濡れタオル アセトアミノフェン飲む
23:18 39.1℃
3/14 (接種2日目)
3:22 39.4℃
3:26 アセトアミノフェン
6:36 38.6℃
6:58 38.7℃
7:34 アセトアミノフェン 朝食 玉子がゆ さつまいも煮
7:51 38.4℃
10:23 39.5℃
13:40 38.4℃
14:45 38.9℃
16:28 39.3℃
16:32 アセトアミノフェン 視界が黄色い
パインとみかんの缶詰 夫からのホワイトデーの六花亭のバターレーズンビスケット 薄いコーヒー はるか(柑橘類)
18:37 36.7℃
19:14 36.6℃
23:30 38.2℃
3/15 (接種3日目)
1:03 38.3℃
5:44 37.9℃
6:30 アセトアミノフェン 白がゆ 塩昆布 茶碗蒸し
6:42 36.2℃
7:42 38.3℃
9:52 36.7℃
12:33 36.3℃
カップ京うどん ミニトマト はるか コーヒー
13:57 38.7℃
15:13 37.2℃
15:29 チキンラーメン
16:30 宅配を受け取る LIXILの浴室の部品が届く
17:42 36.9℃ 頭痛
18:42 37.2℃
3/16 (接種4日目)
2:05 37.3℃
2:08 アセトアミノフェン
4:26 36.7℃ アイスクリーム
5:36 36.9℃
6:30 洗濯
7:30 玉子がゆ 冷奴 水菜お浸し
8:37 パルスオキシメーター 98-P72
11:19 36.2℃
11:30 ハンバーグ 水菜 ごはん
以後 まあまあ快復。
私は平熱が35℃台なので、37℃以上に赤色をつけた。
接種2日目は、ほとんど食欲がなく、ひたすら眠った。といっても、目が覚めると体温測定して、また眠るというように、長時間は続けては眠れない。
体温計は、非接触型の首、胸あたりをピッと測ればよいもので、測定のストレスがなく、すぐ書き留めて眠れた。
モデルナアームというのにもなっていなし、左腕が上がらないということもない。
私が買ったアセトアミノフェンは子供も飲めるように、大人は一回に3錠服用し、4時間以上空けて、1日3回まで、と なっているので、4時間空けても1日3回というのがネックで、熱が高いからと何度も飲めないのがつらかった。
思ったのは、国民の80%がこの副反応に堪え、個人差もあろうが、自分のためというよりは同居している家族のために、遠方に住む老親のために、と、ワクチン接種に前向きに取り組む、なんと従順な人々だろうと。
私も夫に基礎疾患があるので、私が罹患するわけにはいかないという事情で、副反応を承知で3回目の接種を受けた。
私は小さいころから、病気で学校を休んで寝ていたことが多かったので、病気は治すもの、治るものと、病には くじけない。
もうだめだ、と思わない。
39℃台に達したあとは、平熱に下がったかな、と感じたりしても測ると37℃台だった。
1月14日に私の誕生日が来るその前に、誕生祝の外食をしようということになって、1月12日に街で夫と待ち合わせをした。
私は、税務署に確定申告の手引きをもらいに、街へ出る用事があったので、その他買い物に回るところは回りそのあとで落ち合って食事ということにした。
その前に、11月24日のことだが、コロナが少し落ち着いていた時期のこと、街に出る用事があって、私は昼食にとんかつ屋さんに一人で入った。
駅ビル内の狭い店内のことで、アクリル板も行き届いていない店だった。
密接した隣のテーブルとの間にはアクリル板があったが、人と人はくっついて座った。隣は女性がひとりだった。
テーブルとテーブルが離れた、といっても50cm程度しか離れていなかったと思うが、私の隣の席は若い男性二人で、仕事の話を先輩が後輩にしきりに話している。
先輩は食べているのか、耳に入ってくる話し方の調子では、食べる暇もないほどに、大きな声でのべつまくなしにしゃべっている。
後輩はとんかつの定食を食べていて、うなずいたり、相槌をうったりしていた。
それにしても、二人の間にはアクリル板はない。
その二人と私との間にもアクリル板はなく、私はその横で食事をするには、コロナの感染が怖くて、とても嫌だった。
店員さんに、
「あの、席を替えていただけませんか?」
と、小声で頼むと、
「奥を片付けますので、少しお待ちください」
と言ってもらえたので、待っていた。
定食の注文をしてから、しばらく時間がたってからだったので、料理が出てきてしまった。
運んできてくれた店員さんに、
「席を奥に替えていただけることになっていますので」
と言い、定食は奥に持っていってくれた。
私も奥に移動した。
と、そんなことがあったので、帰宅してから、夫にとんかつ屋さんでのことを話した。
前のブログにも書いたが、我が家は食卓の向かい合う席の間には、アクリル板がある。
下のほうに、隙間を作ってあるアクリル板があるが、うちのはテーブルに置いたアクリル板には隙間はないような作りだ。
そこで、初めの、誕生祝の話に戻ると、とんかつ屋さんでの一件があったので、私たちは黙食で、と決めてあった。
デパートの和食店で、和食御膳をそれぞれ好きなものをオーダーし、席は斜めに座り、夫は事前に、メニューは細かく決めてあった。
誕生祝だが、黙食で。テーブルのアクリル板は上の絵のように、しっかりしていた。
私はアルコールは飲めないので、夫は生ビールも注文して、定食にカキフライ2個も付けていた。
私は、注文したのは、しらすとまぐろの二色丼と牛肉のステーキのついた御膳だった。
といっても、品のいい店で、がっつり系の量ではなく、どれもちょっとずつのお料理だった。
お互い早食いのほうなので、それぞれが黙って食べ終わると、しゃべることもなく、会計して店を出た。
私は帰宅にちょうど良いバスがあるので、バス停に向かい、夫は、少し買い物をして回ってから、時間を置いて帰宅した。
混雑の中で、アクリル板も距離も十分に置かれていない店での食事より、この日の黙食のほうが気持ちよく食事ができた。
コロナ対策は、個人個人がこころして取り組まなければ、感染が収まらなくなるのは必然だ。
若い人ももう少し認識を新たにしていただかないと、女子高生じゃないのだから、飲食の席でしゃべりまくりはやめてほしい。
小学生でも給食で壁に向かって黙食していると報道されているのに。
小学生ができることが、できませんか?