BS朝日の2017/6/26放送 - ウチ、”断捨離”しました!- を観て、勉強になった。
コンサルタントのやましたひでこさんのアドバイスでそれぞれの家庭の奮闘を描き、不要なモノを捨てるにあたっての、生活、人生、家族とモノへの価値観をみつめなおす。
長いこと断捨離を続けてきた家庭も紹介されるが、部屋の中はすっきりとモデルルームのようだ。
モノをどんどんためてしまった住まいは、要らなくなっても置き続けられたモノの墓場かもしれず、自分自身の過去をズルズルと引きずって歩いて淀んで滞った人生そのものだ。
私も断捨離を少しずつ始めたい衝動に駆られた。
モノをとっておきたい心理はなんだろうか。
私のうちも荷物があふれかえっている。
やましたさんは、終活で片づけるのは残った誰かのためではなく、自分のためにするものだと、冒頭アドバイスする。
今からの人生が住まいやすいように片づけるのであって、自分の死後に誰かに迷惑をかけないためにするものじゃない。
食器も服も小物も「使いたいモノを残す」。
取っておきたいモノを残すのではなく。
近藤麻理恵さんの推奨する「ときめくものを残す」というコンセプトと同じだ。
よく考えてみたい。
NHKスペシャルの2017/6/18に放送の「睡眠負債が危ない」は、たいへん興味深かった。
睡眠不足の時間は借金のように積み重なっていき、命に係わる病気のリスクを高め、がんや認知症になる確率も上げていく。
ストレスや疲労の影響で生活の質も低下する。
実験では1日の睡眠時間が6時間でも足りないのだという。
私は夜はお風呂のあと、ベッドでテレビを観て眠くなったら眠ることにしているが、面白い番組だと子守唄にはならず、30分や1時間の番組をまともに注視して終わりまでしっかり観てしまって、1時近くになっていることもある。
睡眠不足で重い病気になるリスクが高まるのなら、私も睡眠時間はしっかり取ることを意識的にやっていこうと思ったので、もし、遅い時刻に眠りについたときは、早朝目が覚めてももうひと眠りすることにした。
以前は、いつでも眠れるときに眠ればいいのだからと、好きな時刻に眠って、眼が覚めれば明け方の時刻でも起き出していた。
夜の睡眠を今までより毎日1時間多くとり、睡眠負債を返済していくことが必要ということなので、昼寝をしてしまうより、その分、夜に回して眠るほうが良いようだ。
1日の三分の一は、やはり眠るのがいいということになる。
でも、人生の三分の一が眠りの中というのも、なんだかもったいないような気もする。
小学生の頃、世田谷区に住んでいた。
7年離れた弟が生まれた。
弟は先天的に消化器に病気があって、手術が必要だった。
それは、無事に済み、予後も良かった。
だが、小学生の姉と私のためにも、母は勤めていた仕事を辞めて、専業主婦になった。
両親はもう亡くなったので、書いても良いだろうと、思い出したことがあるので、書くことにした。
何年経ったか ある日、母が小学生だった私に「新聞取ってきてよ」と玄関まで夕刊を取ってくることを頼んだ。
私が夕刊を取ってダイニングに戻ると、母が「ありがとう」と受け取ろうとした。
そのとき、私は「お父さんが先」と言って、夕刊を父に渡した。
母は「え!?」だったか、理由を聞いた。
私は、「お父さんは働いているから、お父さんから」と言った。
父は喜んで受け取った。
母は、今思うと、父に怒った。
「あなたがそう思っているからよ」
父は、「思ってないよ」
母は、「私は、働いてないのかよっ!」
と言った。
母は別の部屋に行ってしまった。
父は私たちにとってつけたように
「お母さんはみんなの世話をしたり、料理や洗濯をして働いているんだよ。」
どう言ったか詳しくは覚えていないが、そう話した。
両親は仲が良くなかった。
晩年まで仲が良くなかった。
父方の祖母も同居していたし、叔父一家も2階に住んでいたときもあった。
うち中、大人は仲が悪い最悪の環境の中で育った。
穏やかな家庭に育った人が今でもうらやましい。
5月、藤沢に買い物に行った日、崎陽軒の真空パックのしゅうまいを夫へのお土産に買った。
夫は食事療法をしているので、食品成分表とエクセルで計算したものしか食べられないが、工場製品の食品は、メーカーで成分分析結果を掲載しているので、それを利用して食事にとりいれることができる。
というわけで、崎陽軒のシュウマイ、神奈川県民なら大好物のシュウマイを今日食べた。
5か月間の常温保存ができるので、メニューに入れたい日に都合よく、シュウマイを食べられる。
おいしい夕食だったわ~~~、大好き、崎陽軒のシュウマイ 
イスから滑り落ちることがないだろうか。
特に、キャスター付きのイスだと、若いときは、知らぬ間に後ろに下がっていくイスに反応して、腰かけようとするのをやめようとして危険をさけることができるが、年を取ると、反応が遅くて、誰かにイスを引かれてしまったときのようになって、イスに掛け損ない、床に尻餅をついてしまう。
さっきは、ダイニングのイスに座っていて居眠りをしていたところ、キャスター付きでもないのに、滑り落ちて、尻餅をつき、そのうえ、同時に頭をイスに打ってしまった。
キャスター付きのイスは、デスク用に家具屋さんで、よく選んで、背もたれの気持ちの良いイスで良かったのだが、さらに年を取ったら、キャスターは危ないと実感している。
もう少し年を取ったら、キャスターのないイスをデスク用、パソコン用に、買わなければいけないなと、思っているのだ。