今日は、湘南藤沢徳洲会病院の公開医療講座の動脈硬化について受講してきた。
動脈硬化についての講演は勉強になって良い時間が持てたと思えたが、2コマめの「動脈硬化の予防~食事が血管をまもる~」で、看護師さんが話されていた中で、平均寿命、健康寿命についての話が印象に残った。
平均寿命は、男性80歳、女性86歳だという。
平均寿命の年齢から、介護を受ける期間をひいたものが、健康寿命と説明があった。
日常的に介護を必要としない自立した生活を送れている期間が健康寿命なのだ。
健康寿命は、男性71.11歳、女性75.56歳だという。
女性の場合、86-75.56=10.44年 も 介護を受けながら、最期を迎えることになる。
健康寿命が75.56歳と言うと、私はあと15年しかない。
そして、いったいどこのどちらさんに11年もの介護をしていただくことになるのだろうか。
親戚の若い人たちに迷惑はかけたくない。
自分自身で、今住んでいる住居の処分と、荷物の片付け、終の棲家の選択と永住。
元気なうちに、そこまでやり終えて、余生を送ることがいったいできるのだろうか。
医療講座にも、平日ということもあって、高齢の男女が大勢参加して、熱心に聴いており、盛んに質問がでている。
ご自身、ご家族の健康、病気、人生の送り方が多大な関心事なのだろうと思う。
会場に来れていること自体、ずいぶんお元気なんだろうなと思うが、実際は夫のように、自分の病気に苦しんで、少しでもよくする手はないかと、すがりつくように会場に足を運んでいる方も多いのだろう。
「あなたは、元気なうちにホームを探しておきなさい」
と、母が晩年言っていたことがだんだん現実になってくる。
まず、その前に、夫の介護を私は乗り越えていけるのだろうか。
きのうは、また、夫と公開医療講座を聴きに行った。
テーマは「糖尿病と、糖尿病によって起こる合併症について」
日頃、慢性腎臓病の食事療法をしているが、夫は糖尿病の指標であるHbA1cの数値がずっと高めが続いてきたことを気にして、糖尿病の話を聴きたいということから、行ってきた。
腎臓が悪いので、たんぱく質を抑えた食事療法をしていると、エネルギーをとるためには、炭水化物を摂らなければならなくなる。
ごはんをもりもり食べることになる。
そこで、糖尿病に影響ないのか、と心配をしたわけだ。
しかし、講座の最後に質問をしたところ、難しい所だが、いまのところ、糖尿病ではないので、腎臓病のほうに配慮した食事療法をとっていくことでよいのではないか、ということだった。
夫は一応聞きたい質問はできたし、回答ももらったので、ほぼ納得したのではないだろうか。
この日、講座の前に、映画「ロクヨン前編」を観てきた。
明日も、次は、「動脈硬化によって起きる病気」「動脈硬化の予防~食事が血管を守る~」を聴きに行く。
明日は、講座の前に、「ロクヨン後編」を観るのだ。
この花はグラジオラスなのは確かだ。
なんだかわからず育てていることが多い私だが、これは球根から育てて、毎年咲いてくれる元気な植物だ。
新聞屋さんにもらった球根だと思う。
毎年、というのは正確ではない。
去年は、マンションの大規模修繕があり、バルコニーのプランターや鉢は室内にすべて入れなければならなかった。
カーテンもプライバシーの問題で1日中閉めておくようにという通達だった。
それで、日照が足りなくて、蕾はつかなかった。
去年6月頃になって、バルコニーにすべて出せるようになったが、もう花には季節が遅かった。
充分に葉が育ってなかったからだ。
その後、葉だけの鉢に肥料や水をやり続けて、球根を育てた。
そして、今年また咲きだしてくれたのだ。
蕾の穂が立ってほころび始めてからは、24時間くらいで、ここまで開いてしまう。
茎が細く高いため、強風に遭うとポキリと折れてしまう。
支柱が必要だ。
おととしは、実家の片づけに私が家を長く空けている間に、花が次々咲いたので、夫が水やりをして写真を送ってくれた。
そのころの花のほうが立派だ。
夫のほうがうまかったのかも。
「頭が重いのに鉢が小さいんだもの、倒れるよ」
と、知らせてくれたときは、支柱を立てて紐でしばりつけて、と頼んだらやってくれた。
「強風で倒れるよ」
と連絡があった時は、室内に新聞紙を敷いて入れてやって、と頼んだらそうしてくれた。
うちには、子どももペットもいないので、下手だが花が咲くとかわいいものだ。
私は生物農芸専攻という学科にいたのだが、園芸は下手くそだ。
祖母は庭の手入れが上手だった。
母は、どちらかというと、花を枯らしてしまうほうで、庭は野草園にして、自然な草花を愛でていた。
庭の植物と違って、バルコニーで育てるには、水やりを絶やせないので、気を配ってないといけない。
そこは、自分が元気でないと、元気に育てて花を咲かせるのは難しい。
根腐れしてしまうから、水のやり過ぎもいけないし。
まあ、私にはあまり向いてないだろう、ガーデニングは。
マンションの昨年の総会ののち、理事の順番が回ってきて、1年間の理事となった。
あみだくじで、副理事長にもなった。
今日、今期の総会があり、新しい理事に引継ぎが行われ、晴れて理事を卒業となった。
2か月に1度の理事会へ出席して2時間以上話し合った。
ゴミの集積所の倉庫があるので、順番にひと月ずつ当番があり、週に5回、夜の21時に倉庫のカギを開けるのが理事の仕事だった。
当番のひと月は、本当に緊張した。
開け忘れや遅れが苦情につながるし、言われなくても、大勢に迷惑をかける。
絶対に忘れないように、3つの目覚まし時計をセットした。
ひとつは、このために電波時計を買った。
もうこのことはブログに書いたことだが、パソコンに夢中になっていて、目覚まし時計が鳴りだして、おっと、と気づくこともたびたびあった。
次に理事が回ってくるのは、17,8年先なので、私は80歳近くになっている。
それまで生きているか、元気でいるか、人の話がわかるか、まったく未知の世界だが、当番でカギを開けるなどできるだろうか。
1年間、マンションのことをいろいろと管理会社の担当者さんから話を聞けたのは、勉強になった。
修繕に莫大なお金がかかることや、大規模修繕をしたあとで、財布は空っぽになってしまったことが、現実として理解できた。
理事になるまで、マンション内のひとと、入居以来14年、話し合ったことなどほとんどなかったので、極端な話、部屋の両隣の人しか、顔を知らなかったようなものだった。
理事を卒業したこと、本当に肩の荷が降りた。
学校を卒業した時の解放感によく似ている。
理事会の皆様、管理会社のご担当者さん、ご迷惑をおかけしました。
ご指導、ご鞭撻ありがとうございました。
春、ハコベがわさわさ生えた雑草の中に、背が高い野草があったので、抜かずにとっておいたひと株があった。
ナスのような白い花がついた。
そのうち、緑色の実がついた。
今は、写真のような黒い実になった。
名前がわからないので、今日になって、「黒い実」で、検索してみた。
「イヌホウズキ」らしい。
バカナスともいうようだ。
毒があるとか。
鳥が運んできたのだろうか。
バルコニーのプランターに、植えた覚えのない草が時々生える。
これも自生した。
観葉植物のようできれいなので、摘み取らずに残していた。
ネットで探すと、たしかではないが、やはり観葉植物の「アスパラガス・スプレンゲリー」らしい。
今は、バルコニーではグラジオラスの黄色い花が次々咲きだしている。
こちらは、球根を植えたものだ。
だんだん株が増えている。
咲いているといえば、キキョウがきれいに咲いている。
俳句をたしなんだ母が、昔、うちに来て6月にキキョウが咲いていることに驚いて、しばらく見ていたのを思い出す。
キキョウは種を蒔いたものだった。
花は、また昼間に撮影してアップしようかと思う。