1月31日は、1をアルファベットのアイとして、31をサイと読み、
語呂合わせで「愛妻の日」だそうです。
テレビでそれを知った夫が、生クリームが入ったワッフルを買っておいてくれて、
今日、お十時に一緒に食べました。
「これからもよろしくお願いします」
とのことでした。私も
「よろしくお願いします」
と言って、例のティーカップで紅茶とともに、おいしくいただきました。
母の日に 父が母に花を買ってきたことがあったそうです。
でも、母は、心の中で「あんたの母親じゃない」と思ったらしいです。
しかも、花は安く売っている仏壇用の花束でした。
父は知らずにそれを買ったのでしょう。
父も、生きているときに 愛妻の日が話題になっていたら、きっと
この日に花を贈ったに違いありません。
世の男性がたには、自分の世話をしてくれる人が、結婚によって、
母から妻に代わっただけになっている方があります。
女性は、父と夫とは、役目が違うので、男性が妻を母の代替人に感ずるようには、
夫を父の代替人とは感じないでしょう。
母親は無償の愛で子を育て、慈しみ、成長を喜び、いつまでも子は子です。
男の子は成長して、同じ愛情の注ぎ方を妻に求めるのでしょうか。
男性は自分の子供たちと一緒になって、妻のこどものうちの一人になっているのでしょうか。
私自身の父を見て、そう思うので、ほかのご家庭でもそうかとは思いませんが。
私が若いころ、父が母に
「女房なのにそんなこともしてくれないの?」
と、言っているのを聞いたことがあります。
ケンカしていた時かもしれません。状況も覚えていません。
生前、父が介護を受けているときに、母に対して、(女房だから当たり前だ)という
態度だったのはいやだった、と父が亡くなってから、母が話していたことがあります。
父は昭和初期の生まれでしたから、母に感謝のことばを言うようなことは、
できなかったのでしょう。
でも、言葉に出すことは大切なことです。
この話はこのくらいでやめておきます。

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