高校の時から、電車通学をした。
ホームに電車が滑り込みドアが開くと、乗車位置に近づいて立っているとき、電車から独特のにおいがしていた。
私はそのにおいは電車を消毒したにおいなのだと、勝手に思い込んでいた。
でも、数日前だったか、観ていたドラマで、
「嫌いなもの、線路のにおい(レールのにおい、だったかもしれない)」
と言っていた。
そうか、電車が停止するときに電車から漂ってくるにおいは、線路か。
そう思って、少しググってみた。
レールを保護するために油分を塗ってあるらしい。
それが、摩擦熱か、摩擦で、油が焦げるようなのだ。
そりゃそうだわ、消毒薬のにおいだと思うほうが、理屈が通ってない。
レールのにおいだったのか。
あまりいいにおいではないな。
改良されることってあるのだろうか。
15歳で電車通学しているころから数えて、50年近く経とうとしているが、まったく改善されていない。
リオのパラリンピックの前に、パラスポーツの解説番組がEテレであり、その頃から 車いすラグビーのファンになった。
TOKYO2020のパラリンピックのチケットの抽選に車いすラグビーを申し込みしていたが、外れてしまった。
抽選発表に前後して、東京で 車いすラグビーワールドチャレンジ2019が開催されることを知った。
しかも、予選はチケットは無料なので、だれが観に行っても構わないことが分かった。
で、今日行ってきたのだ。千駄ヶ谷の東京体育館だ。
日本VSフランスの1戦は、朝10:15に始まる。
小中高の生徒さんたちが、多くの学校から団体で動員されていて、応援も熱がこもって、盛り上げていた。
配布物には、折りたたむとハリセンのようになる、JAPANの文字が書いてある赤いボードと解説のパンフレットが何種類も入っていた。
MCも会場を沸かせるような声掛けをして、試合は最高だった。
タックルの車いす同士のぶつかり合いの音はスタンド席にいても、大きな音で迫力があった。
昨日の日本の対戦はブラジルで、勝利している。
今日の結果は日本の勝利だった。
フランスの応援は、東京国際フランス学園の生徒さんがたくさん来て、応援していた。
日本の小学生も、日本の応援はもちろんだが、フランスがトライをしてポイントが入ると、日本が得点した時とおなじように、ハリセンを手で叩いて歓声を上げフランスの応援もした。
試合終了時には、日本選手が会場に挨拶をしていたが、フランスにも分け隔てなく応援した学校の生徒さんはフランスチームのそばに駆け寄り、握手を求め、フランスの選手も快く応じていた。
ラグビーのW杯はテレビで盛んに放送していて、各国の滞在中の本拠地で地元の方々の心づくしのおもてなしが報じられているが、この車いすラグビーでも、動員された生徒さんたちは、試合を盛り立てていた。
日本戦だけで、帰宅したが、次の試合の両国が練習しているあいだも、スタンド席の中高生はみな残っていた。
日本の選手が海外で試合をするときに、地元の人たちに温かく応援されていたら、選手だけでなく、日本人ならうれしいと思うので、国際試合の盛り立ては、ホスト国の大事なおもてなしだと思った。
日本選手のエース、池崎大輔さんは、試合後、MCの質問に、子供たちの応援はいかがだったかと聞かれ、
「うるうる来た」
と答えていた。
日本はリオのパラリンピックで銅メダル、2018年の世界選手権で優勝している。
まだこれから、トーナメントが進んで、準決勝や3位決定戦、決勝とあるので、日本に優勝してほしいなと思っている。
今年4月に姪と牛角で焼肉を食べて以来の、今年2度目の焼肉に行った。
おひとりさまだ。
大盛りあじわいバラカルビランチ、肉が150g、税込み980円。
肉の追加もしなかったが、ランチだから、これで十分だった。
大きなグラスに冷水ももらったので、ランチ時、ドリンクバーが100円だったが、それはとらなかった。
ドリンクバーをとると、つい 元をとらねば、という貧乏性が出て、必要以上にガブガブ飲んでしまう。
なので、食事が済んだら、すぐスーパーの買い物に行って、早めに帰宅した。
ここ数日、いろいろなフラッシュバックで気分が晴れなかったので、美味しいもの食べて、スッキリした。
気温も真夏に比べて、苦痛でなくなってきたので、自転車で出かけるのも、よい運動だ。
BSテレ朝の「断捨離」の番組には大いに刺激を受けている。
というより、再放送が多くて、つい先々週に放映したものをまた放送しているような番組なのだが、自分自身が断捨離の必要性を忘れないように、毎週水曜の夜には録画して観るようにしている。
私も年配の人のご多分に漏れず、物は取っておく価値観の持ち主だが、断捨離の番組を観ていると、捨てることを心掛けるようになる。
最近は、15年以上ため込んだ確定申告書類を数年分廃棄した。
うちには、個人宅用にしては大きめの電動のシュレッダーがある。
断捨離の番組でアシスタントの女性が言っていたが、紙は10年たつと、紙ダニがつくので、古い書類は捨てたほうがいいですよ、と。
確定申告は7年保存だから、ほとんど残してきたものを数年ずつ捨てることにしたのだった。
修正申告も、更正の請求も5年を経過したらもうできない。
なので、見たい年度のものは残したが数年分はシュレッダーにかけ、シュレッダーごみが、ポリ袋にいっぱいになった。
ほかにも個人情報の極みのような、雇用保険書類、給与明細、履歴書、などを廃棄した。
仕事関係については、もう残りの人生で就職することはないだろうと、思うからだ。
手紙はどうも捨てられずに、作業のあとに、残すほうに分類してしまう。
昔、買ってはいたが、家庭用のフライパンには使えない餃子用のフライ返しを金属の廃棄の日に捨てることにして、一度も活用しなかったそのフライ返しを空き缶の袋に入れた。
それが入っていたスキマ家具の引き出しに、今までため込んでいた使い古しの台所用スポンジを入れた。
スポンジは、掃除に使ったあと捨てようと思って保存してある。
ないと困るのでためている。
廊下の配電盤の戸棚に積んであるトイレ用布製マットをまとめて不燃ごみに出した。
この手のものだ。
床に吸着するタイプのトイレのマットを使うようになってから、結婚以来買い増して来た布製のトイレマットは、戸棚でずっと使われずに、場所だけ取っていた。
複数枚(全部)を廃棄して戸棚が片付いてスッキリした。
何年も日の目を見なかったものは、捨てても後悔しないような気がするのだ。
1日に、思いついた一部の箇所だけを少しずつ、処分している。
大掛かりに取り組むと腰を傷めるし、考えが雑になって、捨てたことを後悔するかもしれないから、そうすることにしたのだ。
また、次はどこをやろうか。