うちからマット類を処分して2年、ゴミ箱を捨て活して1年が経った。
キッチンマットをなくした床は毎晩拭く習慣にして、特に問題はない。
玄関も廊下が広くなったこと以外に、なにも問題は生じていない。
マットに乗った時にズルっとすべる危険がなくなって良い結果になっている。
ゴミ箱は、各部屋に配置していたのが、なくなっても、狭いマンションなので、慣れればどうということもない。
むしろ、ゴミ出しの前の晩にゴミを集める時、手間が減って、楽になったことくらいが変化だ。
マットに関して言うと、床に敷いたマットのほかに、気分転換や洗っているときのために予備でストッカーにしまっていたものも、全部処分したので、ストッカーがすいて整ったという利点もあった。
物は、捨てて、すっきり暮らしたい。
捨て活の一環で、2013年に新品で購入したコミック本「はだしのゲン」全10巻を売却しようと思った。
前から押入れにあるのを見るたびに、美品だから売れるだろうな、と思ってはいた。
また読むかも、とか買取は結構厳しいから、いくらにもならないということもあるななどと考えて、踏み切れないでいたものだった。
今日は、ブックオフのキャンペーン中なので、金券が出る。
ネットで買取価格を検索したら、1,335円、と出ていた。
これより高かったら売ろう、安かったら、近所の小学校にでも寄贈しようか、と考えていた。
プチプチで箱を保護して、できる限り美品で持っていこうとして、自転車で出発した。
ということで、店に着くと、先輩そうな店員さんが
「何ですか?」
「コミック本です」
すると、若い店員さんに代わった。
私がプチプチを丁寧にはがす。
番号札を渡された。
「5分ほどかかります」
店内を見て歩いた。
CD売り場だったところは、ほとんどコミック本になっていた。
今時、CDは聴かないのか。
ゲームのDVDなどはCD棚だったところにあるようだ。
私が持ってきた大きな包みが本ではないように思われてか、先輩店員さんがやってきたのではないだろうか。
というのも、2階はほかの物を買取しているからだ。
10分くらいして、カウンターの中を見ると、店員さんが1冊ずつ観察しているようにも見える。
そうこうしていると、呼び出しがあった。
行くと、価格を提示してくれた。
「2,000円です。どうしますか?」
「オッ! いいです。」
次に進行する。
会員カードと本人確認に運転経歴証明書を提示する。
運転経歴証明書で本人確認したのは初めてだった。
通過する。
こうして、千円札で2枚、現金2,000円をゲットして、400円のサービス券をもらった。
思ったより高く買い取ってもらった。
店内はコミック本の全巻をシリーズで密封してあるコーナーが広い。
今は、そういう時代なんだなー。
流行り廃りがあるから、チャンスだったのかもと思った。
売らないで、持ち帰ることも想定していたので、その場合は、帰りに何も買えないから、用事は作らないで、ここへやってきた。
帰りは安いスーパーも覗いてはきたが、結局何も買わずに帰ってきた。
途中休憩する予定だった急坂の途中のベンチは、タイミング悪く、前から歩いてきた高齢者の方に座られてしまった。
自転車をさらに押して上がると、椅子になりそうな平らなブロックの擁壁があったので、そこに腰掛け、スマホでさっそく今日の収穫を親戚に知らせた。
ま、捨て活の一つということで、今日はこれで よかろう。
YouTubeを観ていると、最近、若者のユーチューバーが蓄財できたことと、これまでにUPした動画が、視聴されて、その収益は不労所得のごとく、PR収入で入ってくる。
そのため、30歳ほどでFIREすると宣言する人が出てきている。
FIRE = Financial Independence, Retire Early
働くのは抑えて、見聞を広めるため、世界を観てくる、自分の時間を大切にする、と言って、ミニマリストの若者が働かない生き方を選んでいる。
しかし、高齢になった時のことまで考えは及んでいるだろうか。
公的年金のことだ。
私は、病気の関係で、少し働いて退職し、元気になったら、また仕事を探して、というのを繰り返し、55歳まで働いた。
でも、厚生年金に加入していたのは、14年数か月で、給料ももちろん安かったし、一生働いた男性に比較したら厚生年金の掛け金は少なかった。
働いていても、夫の扶養の範囲内で勤務して、第3号になっていた時期もあるし、あるいは、厚生年金に加入せずに、働いていた時期もほかにもたくさんある。
というわけで、厚生年金は、年に18万円ほどだ。
あとは、国民年金に加入していたし、学生のときなど、保険料を納付していなかった時期を合計すると28か月あったので、60歳となってから、国民年金の任意加入をして、老齢基礎年金を満額受け取れるようにした。
というわけで、FIREするユーチューバーの方は、厚生年金にも加入せずに、国民年金だけ保険料を払っていると、実際、年金が受給できる年齢になり、長生きして、80歳以上まで生きたら、どれほどの生活費が必要になっていくか、実感として理解していないのではないかと、心配になる。
年金は遠い未来のことと、思っているだろうが、投資や貯蓄より、国の年金制度は、受給のとき半分は税金が投入されているので、しっかり保険料を納めていくことが、安心だと思うのである。
放送大学を無料で視聴しているが、「家族と高齢社会の法」という科目を観ている。
若い人は、自分たちはあまりもらえないのではないか、と公的年金に懐疑的になっているところがおありだろうが、高齢者は投票によく行くので、高齢者に不利な法律を政治家は作らない。
自分で個人年金を積み立てるより、公的年金の保険料を納めていくことが、やはりより安心なのだ。
FIREと言わず、厚生年金に加入する勤労者でいることを、私はお勧めします。
まず、発端から話したい。
私が、ミニマリストや断捨離の番組に触発されて、荷物の整理、ミニマルに暮らす方向性を目指していることは、何度か触れてきた。
今回は、私の部屋にある婚礼家具(洋ダンスと和ダンスの2棹)のうち、1棹か2棹を処分しようかと、思いついたことから始まる。
6.1畳の洋室に婚礼家具と整理ダンス、ベッド、ドレッサー(一面鏡)、テレビ、レコーダー、ミニテーブル(小物置き)がある。
部屋には1間くらいのクローゼットがついている。
ある日、寝ながら部屋を見回して、この婚礼家具を処分して、服はクローゼットと整理ダンスだけにしてしまえば、婚礼家具のあったところに、パソコンデスクや机を持ってこれるなぁ、と思いついた。
服の処分は、厳選すれば、できるような気がした。
親に買ってもらった婚礼家具はほかの人はどうしているのだろうか、とYouTubeで検索してみた。
片付けの収納を得意とするチャンネルの人のところでは、あるコメントが書き込まれていたと紹介していた。
「婚礼家具を捨てなくてよかった。婚礼家具は高価な、いいもので防虫の機能もしっかりしているし、親に買ってもらって長くしっかりとしたまま使い続けてきてこのまま使っていく。
だが、家を新築したり、マンションを購入した知人は、ほとんどが婚礼家具は処分している。」
というような内容だった。
たしかに、最近の住まいは、クローゼットが充実していて、大きな家具は必要ないようになっている。
しかし、言われてみれば、婚礼家具ではニットやウールのコートなども、一度も虫食いにあったことはない。
ムシューダを使っているので、防虫剤の臭いもないし、引き出しなどは、一段締めると、ほかの段がスッと出てくるくらい、気密性はしっかりと機能している。
YouTubeでは、婚礼家具を分解して捨てたり、上段の和装を入れる和ダンス部分だけ業者に引き取ってもらっているのも出てきたし、倒してベッドとして活用している、というのも出てきた。
もし、クローゼットに衣類をたくさん掛けるとなると、私のうちのクローゼットは、床に結構、埃が入る作りなので、虫食いなど起こるかもしれない。
なぜ、婚礼家具を処分したかったのか、それは、リビングの隣の洋室に、将来的に介護ベッドを置くとなれば、そこにあるパソコンデスクや机は、部屋から出さなければ無理だからだ。
それに、私がひとり残されて施設に入るとする、施設に婚礼家具は置けない。
まだ体力のあるうちに、捨て活して、処分するなら早いほうが良い、と考えていたのだ。
そこで、婚礼家具を残した場合、というのを想像してみた。
婚礼家具を残すなら、クローゼットからは、衣類はよく着るコート類だけを吊るして、ほかはタンスに移動して、リビングの隣の洋室の押入れにある扇風機3台を、クローゼットに移動して、押入れを整理し、その部屋の室内から荷物を減らし、広くすることだ。
気力があった、先週の金曜日に片付けをした。
クローゼットの衣類を、婚礼家具と、整理ダンスに移動して、整理。
押入れから、段ボール箱に収納した、夏に活躍した扇風機3台をクローゼットの奥に収めた。
コート類は数着、取り出しやすいクローゼットに掛けた。
リビングの隣の洋室の押入れがすいたので、その部屋のフォルダボックスをたくさん押入れに移動した。
その結果、3段のカラーボックスがひとつ空いて、押入れからはずっと使わずにしまっていたカーペットが出てきたので、その2点は自治体の大型ごみに申し込んだ。
リビングの隣の洋室はその分、広くなった。
今回、婚礼家具のことで、高校時代の友人にLINEで聞いてみた。
彼女曰く、「活用していません。度重なる引っ越しでガタガタです。夫がサラリーマンの時は、コートやスーツを入れていました。」
ということで、おそらく荷物が詰まったままだろう。
終活でミニマルにしたい話をすると、彼女のお母上が、未亡人で一人暮らしだったのだが、少しずつ物を処分して、家は売却し、現在は千葉の彼女の弟さん一家と同居して4世代で賑やかに暮らしているのだそうだ。
今回、婚礼家具の処分はしなかったが、同時に、物もあまり処分はしなかった。
あれがない、どこに移動した、捨てたか、など、自分で混乱するのが容易に想像できたので、移動だけにして、探せば見つかるようにしておいた。
だいたい、数か月前から、廃棄物のリストを作成して、捨て活をしたものについては、記入して、夫のサインをもらってから、廃棄の実行をすることにしたのだ。
夫の耳に入ったものなら、「あれは捨てただろう」と言ってくれるだろうから。
わが家では、可燃ごみ用と、プラスチック容器包装用のごみ箱を2種類ずつ各部屋に配置していた。
床に物を置くと、場所を取って、床面積が途端に狭くなる。
捨て活で、ごみ箱をいくつか処分することにした。
動かなくても、すぐ捨てられたのは便利だったが、ゴミ箱は結構な存在感で部屋を陣取る。
「商品プラスチック」の廃棄の日に、無料で出せる。
映っている、たわしラックも、汚れやすく、吸盤も外れやすいし、仕切りのアイテムも抜けやすくなってきたので、Seriaで、他のタイプを買ってきた。
役目を終えたたわしラックは、ゴミ箱と同時に廃棄する。
捨て活と言えば、ほかにもすべきことがある。
カレンダーの販売の時期がやってくるが、今年はカレンダーも大量に購入するのはやめようと思う。
各部屋に吊るしていたが、その必要もないような気もする。
なるべく壁はシンプルにしておくほうが、部屋はスッキリしそうだが、壁はなかなかいい収納場所だったのだ。
医療関係の診察券、健康保険証、お薬手帳などを一式いれたものを壁に目立つように下げている。
前に、テレビで、老夫婦が救急車を呼んだときの緊急の持ち出し用に収納袋を目立つようにまとめてあって、幸いした、というのをやっていたので、参考にして、そうしておいた。
しかし、医療関係のものは、どんどん増えて、かなりの重量になっている。
夫の毎日の目薬も、記入リストとともに、壁に下げている。
実は、掛け時計も、どの部屋にもあって、便利ではあるが、多すぎているのは事実だ。
一番なんとかしたいのは、パソコンルームにした、元 和室の フローリングの部屋だ。
デスクの上は、たくさんの文房具や書類でいっぱいで、夫がたまにノートパソコンを拡げるのでデスクは物置場になってしまっている。
短歌を辞めてから、デスクに向かうことがなくなった。
そこもきれいにしたい。
パソコンデスクは、画面の大きなディスプレイがデンと鎮座しているし、周囲の小物も、あまり整頓していない。
ワクチン接種の副反応の発熱のあと、しばらくは料理する気力もなくなっていたが、ようやく美味しいものを手をかけて作るようになってきた。
回復してきたのかもしれない。意欲が出るまで1か月かかった。
Windows7のノートパソコンの廃棄にも着手しないといけない。
まあ、それは、あとでもいいか。。。。。