百貨店結納店で働く20代女性が『お前ら、猫の子貰うんとちゃうぞ』と笑みを浮かべつつ腹わた煮え繰り返りながら婿側母親と対応する事があると。女の子を持つ親と、持たぬ親とでは大きな違いが、と。母親と息子の会話を聞いておると『こりゃ、あかんわ。この2人の間に入る隙間なし』と思う事多々と。
高校講演で「武田、上杉川中島決戦。信玄は夕刻妻女山に鳥が帰らぬを見て敵は不動、と。1ヶ月睨み合いのある日、謙信は敵陣夕食煙量が常と違うを見て「敵は今宵動く」と山を下り八幡原に陣を移していた武田に不意打ちを。初戦は謙信公の読み勝ち。が、結果は引き分け。いつの世も競争は知恵比べ」と。
父が私に住職の座を譲ったは67歳時、他界5年前。当時『早過ぎる。前例を作ったら困る』等の批判が。が、父は「頭が柔らかい内に代を譲っておかんと『俺がここまで寺を』と執着して必ずお前に迷惑を掛ける事に」と。家康公、秀忠公の事例を手本に父は『わしが在命中に世継ぎとしての力を付けよ」と。
さんまさん26歳の時、メインの深夜番組が局内最高視聴率を。その時局側が『こんな番組が。局のマイナスイメージになる』と即刻番組打ち切りに。『よし』と希望を抱いていたさんまさんはテレビ業界に不信感を。いつの時代も同じ。庶民の気持ちは蚊帳の外。どの分野も上層部は自分のメンツが第1かな。
知り合いのお寺さんは、葬式、会議、遠方の布教等、仕事は全て住職と副住職は、新幹線、飛行機、車など移動は別行動で現地へ。万が一の場合、2人一緒にこの世から消えたらお寺が、と。『浜までは海女も簑着る時雨かな』の心得だね。基本『権力、責任』を背負ってる人は臆病者。当然そうあるべきかな。