大病院事務職知人が「ほんと頭くる。親が他職の新人医は然程でも。が、親の後継医は肩書きが付いた途端勘違い野郎に。まだ何の経験もないど素人が。午前中書類に捺印してくれれば残業せずに済むに、故意に夕方まで。『月夜ばかりと思うな』と拳握ったは数え切れん」と。この手の後継者、どの分野にも。
20年前高野山参拝の折、所縁仏壇店に大日如来像が。目を奪われていると檀家が「私が奉納を」と。高価過ぎにてお断りを。以後3年間で十数ヶ寺がその仏像を。が、全て商談成立直前で破断。店主が「若。夫婦、親子、友人等不思議な縁に同じだよ。仏は座るべき所に座られるよ」と。現在、金剛寺本堂に。
葬儀社の依頼で火葬場でお経を。聞くと火葬後は墓に直行だと。5歳児から「婆ばは何処へ行くの」と問われ「天国よ」と。ほう、死後世界否定しながらそう答えるんだ。待ち時間に父親が「娘が風邪で運動会に出られん。日程変更しろ、と学校に言ってきた」と大きな声で自慢げに。滅多に遭遇しない葬儀だ。
講演で若者達に「人間の争いは、五分五分を六分四分、七分三分と少しでも自分側に有利に、の攻め合い。特に時間。『時は金なり』の諺が示す様に、利益に直結。何をするにも時間は必要不可欠。分かち合えば円満だが、奪い合えば憎しみが産まれる。人間は皆、百も承知のはず。が、欲が判断の邪魔を」と。
オートファジー(自食作用研究)で大隈先生がノーベル賞を。活性させればパーキンソン病改善、させなければ癌細胞増殖阻止に。現状苦悩病人には間違いなく救いの神。が、あと半世紀で世界人口は100億に。食糧不足等様々な問題が蓄積。結果人間は共食い(戦争)を。寿命長久研究は確かに大事、だが。