北京オリンピックの陸上最後のマラソン、午前8時30分のスタートでした。
日本からは尾方、藤田、大崎でしたが大崎は欠場となり、男子も2人だけと
淋しいでした。かつて君原、宋兄弟、瀬古、谷口選手たちが外国勢との先頭
争いをしたことが懐かしいです。
暑い中リタイヤする選手もいました。上位を争うのはやはりワンジル(ケニア)
メルガ(エチオピア)のアフリカ勢にガリブ(モロッコ)でした。ワンジルは早く
から来日し、日本でのマラソンや駅伝などでも馴染みでした。
優勝はワンジル(2時間6分32秒)ケニアの優勝は史上初で
オリンピック新記録、両手を挙げてのフィニッシュ胸で十字を切って いました。
日本語で上手にインタビューにも答えていました。
2位は世界記録保持者のガリブ(モロッコ)、3位はケベデ(ケニア)でした。
メルガは4位。
日本の尾方は13位、厳しい暑さとハイペースの中お疲れ様でした。
レベルが違うことを見せ付けられたマラソンでした。
オリンピック閉会式
2012年ロンドンへと
204カ国の人種も文化も異なる国から共通のスポーツに集ったオリンピック
でした。国は異なってもアスリート達にとっては、喜びも涙も同じでした。
数々の世界記録に驚き、感動をもらいました。
17日間燃え続けた聖火が静かに静かに消えていきました。