夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

退教互(鳥羽志摩)女性11名での会食

2011-11-30 17:31:28 | Weblog

   上は80歳台から下は60歳代までの元教師11人が集まっての食事会
  でした。隣町にある日本料理店「鯛」鯛茶漬けを食べてのささやかな会
  です。
    

       これに野菜サラダがついて

  11人と言えども中にはあまり面識もない人もあり、また顔は知ってい
  ても、話す機会がなかったこともあり、これを契機に自己紹介もありました。
    定年まで勤め上げた人、途中でリタイヤした人それぞれですが、
教職に
  あった者同志ですから、どこかで話が通じあえました。

  いつも呼びかけてくれるのはわたしの世代よりは少し若い人たちで、総会
 の際の演芸や旅行などでもバスの中を盛り上げてくれる人です。
    その人曰く
、「誰でも気に入らないこともあるかは知らないけれど、いい所
 を見て仲間作りをしたら楽しいから・・・・・。」と。

  わたしなどあまり好き嫌いも、出嫌いでもないですから、集まって話が出来
 る場があることはありがたいです。

  今日は今年2回目でしたから、これからも出られる限りは参加したいと思い
 ました。会のお世話してくれたTさんに感謝です。


BS 映画「楢山節考」(昭和33年作品)を観る。   ー姥捨て現代考ー

2011-11-29 19:28:01 | Weblog

  日曜日の夜、山田洋次が選ぶ映画家族編50選での放映でした。
 「楢山節考」は信州に伝わる姥捨て伝説(実際にもあったとされるが)を元に
 深沢七郎氏によって書かれた本が原作です。当時本は読んでいます。

  映画は「二十四の瞳」で有名な木下恵介監督で田中絹代と高橋貞二主演
 の映画です。後年他の 監督でも制作されていますが・・・・

    映画はロケでなく全てセット
田舎の民家はもとより楢山への山の中の様
 子、木々、山道のうねり、川の流れ、そして、からすまで飛ばすと言う、50数
 年も前でまさにセットだけでもかなりの制作費を駆使して作られたのです。

  また音楽は全て太棹(三味線)を使っての浄瑠璃語りです。まさに歌舞伎
 の舞台を見ているような錯覚さえ起こしました。
     

  もちろん中味は信州の寒村で70歳になると、食減らしの為に楢山まいり
 に出るのです。楢山とは姥捨のことで。田中絹代さん演じるおりんは楢山へ
 へと、息子辰平に背負われて行きます。
  
おりんの歯は子供たちの唄にうたわれるほど立派で歯が丈夫だというこ
 とは、食糧の乏しい村の年寄りとしては恥かしいことでした。おりんは 自分
 の歯を石臼にぶつけて欠いたのでした。
田中絹代さ
んはこのために自分の
 前歯を3本抜いて演じたそう。(後ほどの話でこの映画の為なら全部でも抜く
 と言うすごい女優さんでした。)

  現代では考えられない事実として行なわれた楢山まいりでした。しかし
 
衣食住足りている今の世の中でも身体の弱った両親は施設へと送られ、
 本人も周りもこれを良しとする風潮です。施設では食物は与えられ、飢え
 や寒さもしのげ楢山のようにカラスの餌食にはならないですが・・・・・・
     
  
厄介払いの高齢者はわが子の手によって殺害されることも巷にあり、
 姥捨てとどこかでつながるような気がしました。


大相撲九州場所 優勝はやはり横綱白鵬  稀勢の里大関に昇進   

2011-11-27 19:40:03 | Weblog

   今年最後の大相撲本場所九州場所の千秋楽でした。13日目にして白鵬
  の優勝が決まりました。横綱の優勝を阻むものは新大関琴奨菊かと取り沙
  汰されていましたが、終盤にきて琴奨菊の4連敗で、早々と決まったのでした。
       

  琴奨菊と共に注目されたのは先場所白鵬を倒した関脇稀勢の里でした。
 とにかく今場所は11勝すれば大関推薦がかかっていました。しかし千秋楽
 の今日琴奨菊に破れ11勝ならずでしたが、相撲内容のよさなど評価され
 大関推挙となりました。
       

  ただ今大関は琴奨菊以外外国人力士で占められていますから稀勢の里
 の里の新大関誕生は見るほうとしては楽しみが出来ました。横綱目指しての
 活躍も期待できそうです。

  白鵬もNHKの記者会見で「1人横綱でなくもう1人横綱が出てきてほしい。」
 と述べていました。九州場所では全て優勝(横綱になって以来)とのことです。

  人種差別ではないけれど相撲が日本の国技として、高い地位に日本人
 力士が存在することはうれしいものです。初場所の楽しみが出来ました。

     


喪中葉書に思う

2011-11-26 18:30:32 | Weblog

   ぼつぼつと年賀状の季節となり、ここ一週間にすでに10枚の喪中葉書
  届きました。だんだんと多くなる喪中葉書です。そのことを友だちと話したら
  「それだけお互いが高齢化したのだろうね。」との話となりました。

   中にはあまり年齢の違わない元同僚(2人)ゴルフ仲間、高校時代の
  恩師、(数学・担任) 1歳上の従兄(東京在住)友だちの伴侶の死(2人)と
  80歳以上の高齢者より70歳台の方の死が多いようです。

  特に同僚の場合は在りし日の親しく過ごした頃が思い出されます。身内の
 場合は幼き頃の遊んだ頃のことや
田舎への墓参に来ては一緒に食べたり、
 話したりのことが・・・・・

  友達の伴侶の場合は共にガン死での壮絶な闘病の様子を聞いていただ
 けに、友の悲しい思いが伝わってきます

  恩師のO先生(男性)は何度かクラス仲間の会(7人ほどの会)にも出て来
 られて女ばかりの会でも喜んでおられました。 

  身の回りからだんだんと消えていくのは悲しいですが、生きている限りは
 死は必定(生者必滅)ですから、
我が身に死が訪れるまではこれから何度
 もこうした現実も受け入れていかなければならないでしょう。

  今年は年賀葉書も枚数を20枚ほど減らし100枚としました。人によって
 は、77歳の喜寿や80歳の卒寿を区切りに年賀状を欠礼すると言う最終
 年賀状も届きます。わたしもその年齢にはきていますが、思いますが、
自分
 の身体や頭がまだ健全なうちは何とかと思います。


葬儀参列   精進落とし

2011-11-25 19:39:13 | Weblog

  11月22日 「いい夫婦の日」の日として指定された日に黄泉の国へと逝
 かれた
Yさんの奥さんの葬儀が今日25日にセレモホール磯部にて営まれ
 ました。
         

  生花に飾られた祭壇の中央に微笑み顔の遺影と早朝に荼毘に付された
 ご遺骨が置かれ、その前に
緋衣をまとわれた導師と共に7人の曹洞宗の
 僧侶による読経から始まりました。

  読経の後1年生のお孫さん(男の子)が「おばあちゃんへのお礼」として
 お別れの手紙を読まれ、涙をさそいました。これも一つの儀式のあり方
 うなずけました。

  読経の続く中、ご遺族、親族、参会者と焼香が行なわれ、最終喪主挨拶
 までほぼ1時間のいつもより長いお式でした。立派な葬儀でした。
               

  わたし達は親族として、精進落としの席も用意され、町内の料理旅館「川梅」
 にてご馳走膳をいただきました。50名ほどの席でした。
    この席では身内が葬儀へのお礼の意味でお茶や飲み物(ビールなど)の
 サービスをすることが慣例となっていますが、ここでも
小学生のお孫さんたち
 が廻っていました。

  わたしは故人の娘さんや伴侶の方とも話したり、Yさんの妹さんなどとも
 話すことが出来、また普段話す機会のなかった方々との話など
「精進落とし」
 の席は、故人が人と人とのつながりを作ってくれることにいつも感謝の思い
 でいます。

   
「Yさんの奥さん 天国でご主人、お子さん、お孫さんたち、そしてみんなを
 見守ってくださいね。」  合掌 「南無阿弥陀仏」
 
    


エアコン取替え       通夜への出席

2011-11-24 23:26:57 | Weblog

  先日エラーが起きてしまった我が家の居間のエアコンでやはり室外機の
 コンプレッサー?か何かの故障で、この際替えることになり、
今日は新しい
 
エアコンを持ってきてくれました。

  今までのは8帖用で薄型タイプでしたが、今度は10帖タイプでかなり
 厚みのあるタイプです。取り付けるのに二人が来て2時間あまりかかった 
 ようです。

     今日もテレビで、高齢者のヒートショックで亡くなる人が増加しているこ
  とを言っていましたが、特に暖かい居間などから、脱衣場やトイレなどに
  いった時に寒暖の差で起きるようです。確かにお風呂場は温かいですが
  脱衣場は特に寒く感じます。わたしも厳寒期は電気のヒーターを置いたり
  します。

     高齢者は急に何が起こるか分かりません。省エネとは言うもののあまり
 我慢をしないで冬を過ごしたいと思います。

   夜はY家の通夜で町内のセレモホール行きました。多数の通夜の客
  が別れを惜しんでくれていました。


ライブラリーへ      親しい人の訃報

2011-11-23 19:05:15 | Weblog

   最近は年齢と共に本を読む速度も遅くなりライブラリーへ行き4~5冊は
  借りてきますが、2週間で全部読めないこともあり、1冊ほどは返却の際また
  延長で借りることさえあります。また速度だけでなく
読む本もあまり分厚い本
  や、2段構えの本も敬遠
するようになって来ました。

   内容まで今までも様々なジャンルに手を出していましたが、だんだんと
  の凝らないものへと移行です。しかし本が手元にないと淋しく居間・寝室の枕
  元へと積んでいます。

   若い作家の本の中には芥川賞作家なども居られますが、時代感覚のズレ
  があり、どうしてもある程度
自分の年齢に近いか、もしくは50歳以降の作家
  となってしまいます。結構偏見かと思いますが・・・・・無理して合わさなくとも
  と思っています。

   今日借りた本

  五木 寛之 著  「新・風に吹かれて」 ーエッセイー 講談社
                
   
津村 節子 著  「土恋」                  筑摩書房

    乙川 優三郎 著 「さざなみ情話」            朝日新聞社

   内田 康夫 著  「風の中の櫻香」            徳間書店
      

      訃報に接する

  今日は朝から訃報が入りました。親戚で今やゴルフ仲間のYさんの奥さん
 が亡くなられたとのことでした。3年近くガンでの治療を受けていました。
   あらゆる治療を施されましたがやはり天命だったのでしょうか。行年72歳
 でした。Yさんより4歳ほど下でしたが、
人の死は年上だからとは限らないの
 が現世です。 
           

  わが地区なので 夕方悔やみに行ってきました。ガン闘病で苦しかったで
 しょうに、安らかできれいなお顔に水向けさせていただきました
   明日は通夜、明後日葬儀ですべて参列です。


 「やしま会」最後の役員会

2011-11-22 19:56:55 | Weblog

  13年前に長寿社会大学(8期)の鳥羽志摩OBで作られた「やしま会」
 した。発足当時はまだみんな若く、60歳から70歳までの会員でしたが、
今では高齢化で会への参加や、役員選出も難しくなり、脱会希望者が多くなり
ました。残る者の方が少なくなり、南勢地区との関係もあり、会の名は残しても
わずかな会員となりました。

  長寿社会大は三重県が北川知事の頃、地域の高齢者の健康と仲間を作
 りのために啓蒙することを目的に県下5ヶ所で開設されました。15期生まで
 あり、その後ここ2~3年は閉設されました。

  わたし達は8期生で、1年間様々な授業を受け、その後、地域でのボラン
 
ティアでいくつかの老人施設を廻り慰問や環境整備のお手伝いもしてきまし
 
た。また仲間同士のクラブ活動として、料理教室や日帰りのハイキング
 (元気クラブと称して)グランドゴルフなども計画的に行なってきました。

  総会後の食事会、一泊旅行、忘年会等結構楽しい10年間余りでした。
 元々殆どは知らない者同志の集まりでしたが、お蔭で友好関係も出来、
 意義はあったと思います。

  しかし13年も経てばそれぞれに老いが気力減退へとなり、車に乗ること
 さえ控えねばと言うことさえあります。

  唯一良かったのは、8期生で亡くなられた方が非常に少なかったことは
 何よりでした。高齢のためにお子さんの住むところへの移住や病気での
 入院もあり、これも時代の趨勢と言えるのでしょう。

  お別れ会は忘年会を兼ねて12月に行うことになり、ちょっと淋しい気も
 します。今日の役員会((14名)は最後となりました。

 


今度はエアコンがエラー

2011-11-20 20:47:33 | Weblog

   今年は電気製品が次から次へと故障が多く、一つ買い換えたと思ったら
  また一つと、故障続きです。
    今朝はまだ暖かいでしたが、昨日の朝いつもつけるエアコンをリモコン
  スイッチでONにしたところ、作動しません。リモコンの電池切れかと電池
  を換えました。それでも駄目、寝室のリモコン(同じナショナル)を持ってき
  てもやはり駄目でした。
       

  これはいよいよエアコン本体かなと思い、馴染みの電気屋さんベリーズ
 電話しました。何人か店員はいますが、家は決まった人(20年もまえから)が
 来てくれるので、名前を指定したところあいにくとお休みとのこと、明日にでも
 と言うことで今日来てくれました。

  我が家のリビングのエアコンは平成12年に買い換えてから11年経って
 います。電気製品は10年ぐらいが耐久年ぐらいでしょうか。使用頻度も多
 く故障も早いのでしょう。寝室のは、9年、座敷は15年ぐらい経ちますが使用
 することが少ないから、長持ちしています。

  本体エラーの数字が出ていました。室外機の方のエンジン部分かもわかり
 ませんが、部品があるかどうかも分からないそうで、部品を代えたところでま 
 た他の所が故障するやも(11年も前の製品)と本体を買い替えることにしま
 した。

    10畳用のスタンダードな省エネ製品(10万円余)を選んでいただきました。

      スポーツ

    横浜国際マラソン   ロンドンオリンピック代表選考を兼ねて
                26歳木崎良子さん 尾崎さんを追い越しての
初V
                

    日本シリーズ    福岡ソフトバンクホークスが8年ぶり優勝  
                              日本一に輝く  孫社長
  王 元監督の
               の喜びの顔も見られました。
    
ゴルフダンロップ   武藤俊憲V   
             


乳がん健診

2011-11-18 18:46:09 | Weblog

   今やピンクリボン乳がん撲滅として啓蒙の一役を買っていますが、わた
  しもかねて予約の健診が今日午後2時から町の保健センター「かがやき」で
 行なわれるので行きました。
       

  健診はエコーとマンモグラフィーがあり、生年月日が奇数・偶数年により分
 けられ、わたしは奇数年(77歳)でエコーによる検査でした。
ゼリー状のもの
 を塗り、センサーを胸に当て滑らしながら見ていくのです
。ゼリーが肌に冷た
 く感じました。タオル持参なので後で拭き取りました。病院などではきちんと
 拭いてくれますが、まあ集団検診ですから、受診者がするわけです。
         
 これと全く同じような検査
         

  昨年わたしの同級生は自分で発見し医院へ入ったら乳がんと言うことで
 即手術、その後抗癌剤も使用するでなく完治で、元気にいます。やはり何歳
 になろうとガン発症は分かりません。1年に1回の健診は受けたほうが良い
 ようです。

  30年以上も前乳腺症でひっかかり以後何度も精密健診は受けています。
 病院では「あなたのようないつも引っかかる人は、集団検診をしないで直接
 病院での精密健診に来るように。」と言われ、日赤や伊勢市民病院で受けま
 した。(10年ほど)今は2年に1度ぐらい集団検診です。

  市では70歳以上は健診代が無料でした。市民の健康管理と言うことで
 しょう。本当は自分の体は自分で管理すべきなのですが、・・・・・
   
乳がんなどもガン発症のDNAはともかくとして、食生活、女性ホルモンも 
 影響するとのこと、まめにチェックして予防するようにと思います。