今日は我が市では市長選の投票日でした。午前中に1票を投じに行きま
した。その後かつてのゴルフ仲間のTさん(85歳)が森先生宅へ行くと言う
のでわたしも行きました。お二人共今や脊柱管狭窄症の仲間であTさんは
2年前に手術をしリハビリ中の毎日です。森先生も今年の2月頃からやはり
腰痛とともに歩くのが困難で診察を受けた所、脊柱管狭窄で今手術かどうか
と言うことで度々の検査中です。
なにしろ88歳と言う高齢で、内科に少しでも異常があれば手術は不可能
とのことです。
久しくTさんの様子が得られないといっていましたが、10月に入り肺炎を
発症しての入院(2週間)だったとのこと、高齢者は肺炎を起こすと生命に
関わると言うだけに良くなられたのは何よりでした。
午後からは岡三証券の防災セミナーが阿児町の商工会館であり是非出席
をと言われ出ました。2回目です。
講師 三重大学工学科の川口 淳 準教授
「地震、津波に対する備えについて」
東関東大地震では阪神淡路よりも強大な地震でM7とM9の違いの大きさ
等示されました。東関東では2つの宮城沖地震(M7)と福島沖(M7)の両方で
M9となりより大きくなったこと。
今度予想される東南海地震(M8予想)では、志摩地区はリアス式海岸で
あるため津波は狭い所から川へと上り予想される津波の2倍の高さとなり
うることもある。
災害は100年前、1000年前の歴史にさかのぼって(宝永・安政・明応等)
想定されること。平成に入り11の地震が発生していて、東関東は序章とさえ
言える。
(宝永 1707年 安永1775年 明応1498年 貞観869年) )
南海トラフ
防災教育の徹底の例として
釜石の住民は先の地震で山の方に集落を移動したが、若い人たちは海
岸寄りに住居を建てた。しかし地震の際には早くに山へと避難し一人の死者
も出なかった。一方石巻では教訓が生かされずに3000人の死者となった。
長期的視野のたっての防災教育の必要性
家屋の耐震対策(瓦礫の処理には一戸で300万円だが耐震では100万円
で済む。
個々・また家庭における防災プランを
地域の避難。共助プランの必要
とにかく一旦災害となると地方自治体(東北では役所の60%の人が流さ
れた所もあり)はすぐには助けにならない。怪我をしても医療機関も手不足
で足りない。
身の安全のためには早くに避難することにある。子どもは得てして避難
徹底が出来るが、大人は滅多に来ない地震と言う安易な考えが大被害 と
なることをと警告されました。
志摩地域に住む者として肝に銘じて拝聴しました。