多少暖かい日もありましたが、今年はいつまでも寒い日がしていて、彼岸
が過ぎても暖かさが今一でした。桜の開花は例年より早いそうでしたが、こち
らはやっとです。入学式頃に満開の桜に迎えられて新入生を迎えたことを
なつかしく思います。
今日3月31日は母の命日(26年前)です。大腿骨骨折により、病院へ
5ヶ月入院、今と異なり24時間家政婦さんについてもらっていました。
病院も置いていただけたのでした。今の様に介護施設のない時代(介護
保険制度もない)ですから、助かりました。
わたしも勤めを持ち実家の兄も退職前、結局は定年最後の日が母の死と
重なったのでした。幸い春休みであり、葬儀全般休み中にでき、新年度に
迷惑をかけずに終わりましたが、年度末は大変でした。母の最期1週間
は家政婦さんと言うことはできず 姉と交代で病院行き、わたしは勤務
があり、専ら夜の看護でした。
仕事を持ち帰って(今では個人情報云々で持ち帰れないですが)病院で
したものでした。
桜の咲く季節になるとやはり母を思い出します。朝墓参りを済ませま
した。墓碑には行年91歳と刻まれていましたが、満では89歳でした。
二人の息子は戦死で悲しいこともありましたが、孫達3人と東京で過
ごした何年かもあり、晩年は寝たきりと言うことも短く、天寿を全うでき
ました。