先日の厚生労働大臣の「女性は産む機械で装置が付いている」との発言
には大臣として言うべき言葉ではないと、女性なら誰しも反発をして当然と思い
まし た。少子化に当たってどんどん産めばととれます。まるで機械で生産する
ようにの考えなのでしょうか。
今、世論は「産む自由」「産まぬ自由」 の言葉さえあり、女性だからとて
必ずしも子どもを産まなければならないと言う時代ではないのです。それぞれ
の考え方、生き方に於いて選択する方向になってきているからです。
ですが、多くの男性方は「女性は子を産んで子育てさえしておればいい
のだ」との考えがまだまだ浸透しているのです。特に昭和1桁世代以上の
年配者は女性蔑視(軽視)の教育で育っているのかも・・・・・ちなみに
柳沢大臣は71歳です。(わたしの世代です)
それにしても国会での民主党の小沢氏の冒頭質問にこの問題が提起された
のは、より大切な問題のある中で いささか瑣末なことがらだけにどうかと
思いました。
ライブラリー行き
今日借りた本
「死顔」 吉村 昭
延命治療を望まず自ら 引き潮時に点滴の管を抜いたとされる
著者の遺作
「おもしろくて、ありがたい」 池波正太郎
「この命、何をあくせく」 城山三郎
「芥火」 乙川優三郎
志摩 阿児ライブラリーと周辺