わが町にある伊勢神宮別宮、伊雑宮(いざわのみや)で二十八日夜、遷御
の儀が執り行われ、御神体が本殿から新殿に遷(うつ)されました。遷宮の方
は一般は入れないですが、200名余の招待者と伊勢神宮の神官50名余によ
り、暗闇の中厳かに行なわれたそうです。
旧神殿(後ほど取り除く) 新神殿
29日、30日の二日間御領田まわりの広場で「めでた祭」が催され、志摩
の海女さんたちによる魚貝類の奉納が行なわれました。
広場ではテントを張って商工会による物産店もあり、また志摩の太鼓叩き、
早餅搗きなどで盛り上がっていました。
お昼過ぎに出かけ、先ずは御造営になった神殿へと参拝を済ませました。
鳥居も新しく、先日運んだ白石の玉砂利が敷き詰めらていました。
その後祭広場へ行きました。
早餅つきは我が地区の男女10数名が餅つき歌に乗せて2人が交互に杵
を握り搗きます。手返しが難しくだんだんと早くなっていくリズムに手を打たれな
いように目が離せません。見物客にも杵を持たせていました子どもたちもあり
見ていて面白いでした。珍しい餅つきなので、乞われて県外にまで出かけてい
ます。つきたてのお餅はきな粉、青海苔をまぶして見物客に振舞われました。
本当に美味しいでした。
早餅つき
物産店で鯛めし(500円)やふぐの干物(1000円)を買い、11月下旬として
は暖かいお祭り日でした。