今日配布された広報「志摩」に、今年度統合により新しく2校が開校され
それぞれ大王小学校、志摩小学校と名付けられと、校旗が市長から授与され、
また校歌も新しく歌われた旨の記事を目にしました。少子化のため2校が
1校に、また5校が1校に統合です。
わたしはかつてそれらの学校に勤務しました。大王町波切(なきり)小学
校と志摩町和具小学校です。
昭和30年の初任校が波切小でした。当時は団塊の世代で1000人近く
の児童数、1クラスも50人を越えていました。教え子からの今年の年賀
葉書に「70歳を迎えます。」と添え書きでした。その後も勤務し教え子の子も
叉教えました。
和具小の方は昭和42年でここでも児童数は多く1学年50人クラスが4組
ほどあり1000人近くはいました。統合されたそれぞれの学校も小さいと
は言え2,300人は居たと思います。
時代の趨勢とは言え、これほどまでに子どもの数が少なくなったの
かと、・・・・学校が無くなったり校名が無くなる事は何故か寂寥感に苛
まれます。
わたしの勤めた2校共赴任当時に校歌は作られ、今でも歌えます。
我が地区磯部小学校も昨年度隣の学校と統合、こちらは校名は替わら
ずです。
また退職前の学校鳥羽小学校も城跡に建っていましたが、三階建ての
鉄筋校舎(昭和2年建築とか)が古くなり児童数も減少で別の所に新校舎を
建て、名前は残りましたが、校歌(すばらしい校歌)は合わなくなったと思い
ます。多分新しく校歌も作られたことでしょう。ここも3校統合です。
・・・昔を語る 鳥羽の城・・・・校歌に歌われている
60年も経てば時代は変わります。遠く遠くなってしまいましたが、やは
り往時が偲ばれ、子ども達の顔さえ浮かんできます。