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藤里町の連続児童殺人事件 秋田県警、4日に県議会で説明

2006-09-01 17:05:02 | 事件・事故
さきがけ On The Web
2006年9月1日号より
【県警、4日に県議会で説明/藤里児童殺人事件捜査の総括結果

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 藤里町の連続児童殺人事件で、県警は4日に開かれる県議会教育公安委員会(菅原龍典委員長、8人)で、一連の捜査を総括した結果について説明する。
畠山鈴香被告(33)の長女、彩香ちゃん=当時(9つ)=の水死から約1カ月後に近所の米山豪憲君=当時(7つ)=が殺害されたことから、当初は「事故死」の可能性が高いとみた彩香ちゃんの初動捜査に対し批判の声が上がっており、県警がどのような説明をするのか注目される。

 委員会は「県民の反響の大きな事件であり、県警の説明を求める」と委員が要請したことを受け、菅原委員長が招集した。
県警が一連の捜査の経緯などを説明した後、各委員との質疑を行うとみられる。

 能代署は彩香ちゃんの遺体が見つかった翌日の4月11日、「自宅近くの河原で遊んでいるうちに川に落ちて流されたとみられる」と発表。
約80人だった捜査態勢を次第に縮小し、4月中に10人程度に減らしていた。

(2006/09/01 11:01)】

時、おりしもジョンベネちゃん事件で、カー容疑者が「犯人では無い」ことが確定しましたが、これも犯人とされた容疑者の『自白』を唯一の証拠としたものであったようです。 東奥日報記事

 秋田の事件も同じような展開になって欲しいものです。
「DNAが、ほぼ一致」などと言うことが「何の証拠にもならない」ことを当ブログでも書きましたが(6/6)、そう言ったはずの当初の論拠も崩れ、何も物証が無いという状況に陥っているようです。

 県議会では、秋田県警と能代署のズサンな初動捜査の問題点だけではなく、「任意で16時間の取調べにより自供」という、冤罪の典型的やり方で、畠山鈴香さんに対する真犯人決め付けが始まり、これをマスコミに意図的に流すことで、社会全体が畠山鈴香さんを犯人扱いするに至っている(そして、いまだに犯人とされている)という状況や、報道のあり方にも論議が進んで欲しいものです。

 委員会審議ということなので、小数会派には委員が居ないかも知れません。
ここは、改めて多くの県議会議員に4日の委員会での公正な審議を求めるメールやFAXを送りましょう。今日・明日、あなたのメッセージを集中してください。

 御常連のみなさま、ご協力よろしくお願いします。

メールやFAXの宛先は、ここをクリック

なお、「教育公安委員会」の構成(8名)は下記
 議員名    会 派      FAX     備 考
菅原 龍典 <みらい21> 0186-55-1816  (委員長)
大関 衛  <自由民主党> 0183-42-3657
加成 義臣 <社会民主党> 018-880-1202
北林 康司 <自由民主党> 018-823-3719
佐藤 健一郎<自由民主党> 0184-55-2324 ken-sato@chokai.ne.jp
菅原 昇  < 新生会 > 0186-49-7080
田口 聡  < 公明党 > 018-828-5640 sato6020@cna.ne.jp
穂積 志  <みらい21> 018-828-6595 info@hodmi-m.com


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秋田小1児童殺害事件-46    【連載第1回目から読む】

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