JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-8

2006-09-17 23:22:04 | 旅行記
    写真はミラベル宮の庭園と背後にホーフェン・ザルツブルグ城

ようやく午後7時に部屋に入る事ができた。
さすがに、置き忘れ事件と、駅から荷物を持ってのウォークで汗だく。
ほっとしたところで、シャワーを浴び、着替えて外出。

 19:50頃、ホテルのすぐ近くのバス停からバスに乗車。 この時点では方向感覚は全く無い。 ミラベル宮殿方面に行くであろう番号のバスに乗った。乗車したところでザルツブルグ・カードに日時を自分で記入。(この手のカードはウィーンでもブダペストでも機械で刻印ではなく、自分で記入する)
 そうこうしているうちに、すぐにミラベル宮殿近くらしきバス停に着いたので、下車。 よく見るとトロリーバスである。トラムに代わる電気モーターのバスによる交通機関だ。

20:00、ミラベル庭園に入る。 まだ明るい。


花壇がご自慢だそうで、装飾的に飾られている。ミラベル公演を裏側まで一巡。ミラベル宮殿は小さい(とはいってもウィーンのホーフブルグやシェーンブルンと比べての話で、小さいというのは語弊があるかも)。
 観光客向けの宮殿コンサート(8時開演)の受付けはすでに終了しているようだ。 「演奏の優劣」はともかく、『大理石の間』でのコンサートの雰囲気を楽しむものだそうだ。
20:15 庭園の一画で、楽器を鳴らしている一団があるので、素人の路上パフォーマンスかと思いながらも、近くのベンチに座り様子をみる。 団員が三々五々集まり結構大人数になってきた。
20:25 音合せを終わった楽団が、何故か宮殿の裏の方に引き上げてしまう。?????
20:30 ホイッスルの音と伴に打楽器が打ち鳴らされ、さきほど退場した楽団が演奏しながら行進してきた。 この行進のために、一時退場した訳だ。 


吹奏楽団の編成であるが、さすがに地元、ワーグナーチューバがユーフォニウムに代って使われている。
そこから1時間以上に亘る、マーチやポルカなどを中心に、モーツァルトやヨハン・シュトラウスのナンバーも交えた野外無料演奏会が続いた。 偶然この演奏会に出くわした私同様の聴衆がどんどん増えて行き、手拍子や掛け声などで大いに盛りあがっていった。 演奏の水準はそれほどではなかったが、時ならぬ演奏会に私も他の観衆もフィーバーし、何度もアンコールの声。 少なく見ても4曲はアンコールに応じていた。最後のほうでは聴衆も一緒に歌っていたから地元では有名な曲なのであろう。
 21:45 野外コンサート終了。 これが、この旅行での最初のコンサートであり、印象的な演奏会であった。

 ミラベル宮殿の一角と噴水がライトアップされていて良い雰囲気を創っていた。


 歩いてホテルに帰る。バスではあっという間のように思えたが、歩くと7・8分かかった。
22:00ホテル着。 さっきのキーで自分で開けて入る。 シャワーをもう一度浴びた後、ホテル併設の先ほどのレストランで遅い夕食。チップ込みで20ユーロ払う。
翌日は久しぶりにゆっくり寝られそう。 12時前に就寝。 本日はこれまで。

最後まで御覧頂きありがとうございました。ついでにワン・クリックしていただければ嬉しいです。

************************************************
ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-8
この連載を1回目から読む

第7回へ    第9回へ