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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-7

2006-09-14 17:39:56 | 旅行記
   写真はミュンヘンからザルツブルグへの車窓から

  <しばらく、間が空いたので、前回の続きを>
 
 ヘルシンキからミュンヘンに到着し、空港から市内へと向かうSバーン(電車)にパスポートなど貴重品入りの、愛用のャケットを、置き忘れたという話です。

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 こういう場合は総領事館へ、とにかく連絡と思い、電話も面倒なので、タクシーで総領事館へ。
 入り口ですれ違った日本人女性外交官(一見おばさん風)に尋ねると、「たった10分前に郊外の警察から日本人のパスポートを預かっているとの連絡があったばかり」と言い。ちょっと待ってと言って、所轄の警察署の名称や私の名前やパスポート番号を書いた情報をプリントアウトしてくれた。
 親切な対応であるが、その警察署まで送ってくれる訳ではなく、「自分で行って!」という対応。
私はどうにかなったが、旅慣れない人には「不親切な対応」と思ったかも知れない。
  (ここまで、前回記述)
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 その警察署まで『行って帰って来る顛末』も長々とあるのだが、それは置いといて、ようやく郊外の警察署にたどり着くと、サインを2ヶ所するだけで、簡単に引き渡してくれた。
にこやかで親切な対応だった。 
中身は現金も含め全て無事だった。
 あのスポーツマン達が届けてくれたのであろうか?



 と、言う訳でミュンヘンでの一日は、この途上の風景を見ただけで終わってしまい、当初計画の『美術館巡り』などはできなかったが、とんでもない失敗をやらかした強度のストレスと、反対に現地の人々の親切に触れるという、めったにできない経験ができた。

15:50ミュンヘン中央駅着。ザルツブルグ行き切符を購入。



 16:22ザルツブルグ行き発車。
  → 17:05 Rosenheim → 17:40 Traumstein
  → 18:00 Freilassing → 18:05 Salzburg
1時間40分あまりのEC列車の旅であった。
ザルツブルグ駅のキオスクでザルツブルグ・カード(72時間)を購入。

 ホテルは地図に拠れば駅の近くだが、方向が良くわからない。 駅のインフォメーションでホテルの書類を見せて問うと、「駅を出て左へ真直ぐ、歩いて10分」とのこと。
18:45ホテル前にようやく到着した。

 ホテル前に着いたが、玄関のドアはロックされている。
ドイツ語で「本日満室」との表示が掛かっている。
こういう場合は国際ケイタイが要るなあ!と思う。

 入り口の右の方に、おそらくこのホテル併設と思われるレストランがあり、そこは、開いていたので、状況によっては『夕食』を食べれば良いとばかり、そこに入った。
 「ホテルは開いていないのか?」と英語で問うと、「予約はしているのか?」と尋ねるので、予約受付けメールのコピーを見せると、その場でキーを渡してくれた。
 このキーは玄関の鍵も兼ねていると言う。 自分で開けて入れと言う訳だ。

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-7
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