JUNSKY blog 2015

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民主党が普天間問題などで徐々に馬脚を・・・

2009-11-04 23:55:54 | 憲法
2009年11月4日(水)

 普天間問題では、旧・自公政権と旧・米国ブッシュ政権で決めた大枠が足枷になり、日本の民主党を中心とする与党も鳩山首相の思いとは裏腹に、あれこれの意見が閣僚から乱れ飛んで収拾するのが大変な状況になっている。

 自民党は国会論戦では普天間問題と鳩山首相の資金問題を突っ込み処と心得て追究しているが、その追究の御馬鹿加減ときたら笑いものだ。
 何しろ追究することの殆ど全てが、旧・自公政権が引き起こしたり、積み残した事象が背景にあるのだから、追究しすぎると自らに降りかかることになるし、また国民から顰蹙を買う羽目にもなるのだから。

 おとといの予算委員会では、小沢一郎氏の自論が憲法に抵触するのではないか?という趣旨の質問をしていたが、自民党が率先してやってきた憲法をないがしろにするイラク派兵など数々の問題には反省無し。

 民主党の馬脚も少しづつ現われてきたが、それ以上に自民党のどうにもならない無様な姿が浮き彫りになってきている。

 なお、平野官房長官が、憲法解釈に関して「内閣法制局」の見解に必ずしも拘束されないという趣旨の発言をしたと言うが、だいたい「内閣法制局」は何の権限があって、法律解釈の『権威』を独占してきたのであろうか?

 元々、自民党の長期政権で『解釈改憲』の理論付けをやってきた組織の見解に拘束されないという意味であれば理解できる。
 
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憲法解釈の変更に含み=否定の首相とずれ-平野官房長官(時事通信) - goo ニュース
      2009年11月4日(水)20:03 

  鳩山由紀夫首相は4日午後の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使は許されないとする政府の憲法解釈について「現政権において考え方を変えるつもりはない」と明言した。一方、平野博文官房長官は同日午後の記者会見で「世界の情勢が大きく変わり、その事態にどう対応するのかというときの解釈は、その時点で判断する」と述べ、将来的な変更に含みを残した。普天間問題に続き、憲法解釈でも、首相と閣僚との発言にずれが生じた形だ。

 2日の衆院予算委で解釈変更を否定した首相は4日午前の同委で、自民党の石破茂氏に「現在のところ変えるつもりはない」と答弁した。これを受け、午後の質疑で公明党の斉藤鉄夫氏が、鳩山政権下での将来の解釈変更の可能性をただすと、首相は明確に否定した。この後、首相は首相官邸で記者団に「解釈を変えることは可能かもしれないが、極めて慎重でないといけない」と強調した。

 これに対し、平野長官は4日午後の記者会見で、首相の石破氏への答弁について聞かれ「世界の情勢が…」と解釈変更の可能性を否定しなかった。また、平野長官は、内閣法制局によるこれまでの憲法解釈に鳩山内閣として必ずしも縛られないとの認識を示すとともに、国際情勢の変化などがあった場合は「閣僚で構成する内閣において、政治判断で解釈する」と述べた。 



憲法解釈「過去の法制局答弁にしばられず」 官房長官(朝日新聞) - goo ニュース
      2009年11月4日(水) 23:33