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悩める社民党 普天間異説問題で

2009-11-22 23:08:49 | 国際関係
2009年11月22日(日)

 民主連立政権が、米軍普天間基地の移設問題で、沖縄県民・国民の意志に反して、アメリカの居直りに妥協しつつある中、グアム島など国外への移設を公約してきた社民党は悩める選択をしなければならない。

 もう一歩妥協して、民主党の主張を受け容れ連立政権(与党)に残るのか、自説を貫いて、連立から離脱するのか?

 社民党の今後のことを思えば、ここはきっぱり連立から離脱した方が良いと私は思う。
 与党に残っていても国民の失望を買うだけだし、そのような優柔不断の選択をすれば、かつての村山内閣崩壊後の選挙のように一層国民の支持を失うだろう。

 逆に今民主党の優柔不断・自民党時代と変わらないアメリカべったりを批判して与党を離脱すれば、「さすがに社民党は妥協せずに意志を貫いた」と評価されるであろう。

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 普天間めぐり焦燥感
 =党内から連立離脱論も-社民
 

      時事通信 2009年11月22日(日)16:03
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐって、社民党執行部が焦燥感を募らせている。県外・国外移設を訴えているが、鳩山内閣の政策判断への影響力は限られており、党内から「県内移設なら連立を離脱すべきだ」との声も出始めているためだ。

 「具体的な地名を挙げて、政府に検討を求めるべきだ。佐賀空港や関西国際空港への移設を提案してはどうか」。沖縄県選出の照屋寛徳衆院議員は19日の常任幹事会で、手詰まり感の漂う執行部にこう迫った。

 ただ、社民党にも、代替施設を同県名護市に建設するとした現行計画に代わる有力案があるわけではない。常幹では照屋氏の発言に「地元の反発を招く」との声が出され、執行部は結局、自衛隊員以外は人が住まない硫黄島(東京都)と米グアムという「実現可能性が小さい案」(同党関係者)を提案することを確認するにとどまった。

 社民党にとって普天間問題は、「護憲」と並んで党の存在意義が問われる重要課題。安易に譲歩すれば、自衛隊を合憲と認めるなどして党の衰退を招いた自社さ政権当時の二の舞いになりかねない。「連立離脱論」が出ているのも、こうした危機感があるためだ。 



11月23日追記
社民、連立離脱も覚悟? 悲願の普天間移設、現行案で決着なら…(産経新聞) - goo ニュース