out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

岩殿山から新府城へ

2024-12-30 10:01:36 | 山登り in 山梨県
2024年12月24日(火)
岩殿山山頂より富士山を望む
 
 中央高速道路を山梨県に向かって走り大月に差し掛かると見えてくる露岩が特徴的な山、岩殿山。 その風貌からも興味を引くが、大月市が選定する秀麗富嶽十二景の一座、岩殿城があった歴史などもあり、是非登ってみたかった。
 
 中央高速、大月ICを下り甲州街道を少し東京方面に戻る。 JR大月駅の先で高月橋を渡り桂川を越えるとすぐ左に岩殿山公園駐車場がある。 駐車場にトイレはないので、甲州街道沿いのコンビニに寄ってから向かった。
 
駐車場から一番近い強瀬登山口、その先の岩殿ルート登山口からの登山道は現在崩落のため通行止め。
南から北へ山麓をグルッと回った先の畑倉登山口から登山開始となる。
 
畑倉登山口へは車道を歩いて20分程。 朝の富士山がちらりと見えた。 朝はいい色になったろうなぁ。
車道は途中から歩道が無くなるので注意してゆく必要がある。
畑倉登山口前にも6台くらいの駐車場があった。
 
鬼の岩屋 (7:55)
登山口から急なトレイルを少し登ると鬼の岩屋。
大月にも「桃太郎伝説」があるそうだ。 この岩屋もそのひとつ。
 
岩殿山のトレイル崩落がひどいらしいという話はYAMAPでも読んでいたが、
急なトレイル、崩れやすそうな岩質、小粒の砂利が表面を覆っているようなトレイルは本当に歩きにくい。
 
踏みしめるように30分ほど登り岩殿山山頂。(8:33)
 
 標高は 634m、スカイツリーと同じだ。そしてこの山頂に岩殿城本丸があったそう。
 岩殿城は武田二十四将のひとり、小山田信茂が城主として守っていた。 織田・徳川に対抗していた武田勝頼は躑躅ヶ崎館(11/25訪ねた武田神社)から韮崎に新府城を構え反撃するつもりだった。が、織田・武田勢の勢いが強く、高遠城(4/14訪ねた五郎山、仁科五郎の話)も陥落すると武田勢は増々衰退し、ついには勝頼自ら新府城に火を放ち岩殿城に逃れようとする。 この時真田昌幸が作った岩櫃城(11/10訪)に逃れる案もあったが、岩殿城を選んだ勝頼は小山田信茂に裏切られ、天目山の南、野田(現:景徳院12/2訪)にて自刃、武田家滅亡となる。
 ここがその現場か。。。そんな気持ちも持ちつつの登山であった。
 
秀麗富嶽十二景の一座ということもあり、素晴らしい眺め。
富士山左手前は鹿留山・杓子山、右手前は高川山、その右奥に三ツ峠山。
 
山頂から少し下ると展望台がありそこからの眺めも素晴らしい。
更に下るとここは馬場跡。 木々は桜かな?
 
岩殿城の色々な施設跡を見ながら下って行き、天神山、稚児落し、の方まで縦走してゆく。
トレイルはどこも細かく滑りやすい砂利面、さらに大量の葉が被った所もあり、注意が必要。
 
兜岩あたりから岩を登る、下る、クサリ場が何か所か。(9:22)
巻道がある場所もある。
 
このようにホッとするトレイルも少し。
 
木が生えておらず絶壁の脇を通るような場所も。
振り返ると中央手前が岩殿山。 その背後左に百蔵山、その右に扇山。 こちらも行ってみたい。
 
天神山を通過し、山頂下に祠があり広場のようになっていたので、(10:00)
切り株に座り休憩。 奥に見える山は黒岳、雁ヶ原摺山、らしい。
ここから見えるのか!?
 
とうとう稚児落しを見渡す場所にやって来た。(10:20)
200mの断崖絶壁だそう。 柵も何もないので本当に用心しながら。
 
稚児落し上部。 左に寄らないよう注意するが、右も結構危なげ。
 
稚児落し通過後。 まだ安心はできない。
この稚児落しという怖い地名はその後の小山田信茂一家の話から来ている、と言われている。
勝頼を裏切った小山田信茂は織田家臣になる策略があったようだが、織田はそれを許さず処刑。
さらに岩殿城に攻め入り、逃げた側室や子らがこの断崖絶壁まで来た時に子供が泣いてしまった。
その泣き声で織田勢に見つからないよう子供を投げ落とした、とされている。
 
稚児落しからは大月駅方面へ下山。
このトレイル、本当に下りが怖くてへっぴり腰。
 
稚児落しから30分程下ると一般道に出て、あとは駐車場までずっと街歩き。
桂川、新浅利橋から振り返り、右が岩殿山、左のピークが天神山、写真左端に稚児落しの岩面が見える。
 
桂川沿いを歩いて行き、岩殿山。
実はこの岩殿山の露岩を稚児落としと呼ぶのだと思っていたが、間違いだった。
 
途中おいしそうなうどん屋さんがあり、待ち人もいなかったので入ったら大当たり!
美味しかった~! きっと有名店だったのだと思う。 まさに下山めし!
 
 うどんもいただき、12:00ごろ駐車場に戻った。 この後はまだ武田勝頼の足跡を追って(逆回りだが)韮崎の新府城に行ってみる。 
 
こちらにもようやくやってきた。 実は山に登る以前から来たいと思っていた場所だった。
七里岩という行程差 130mほどの断崖の上にある台地に作られた城だ。
写真奥の方向(南東)には富士山がそびえる。
 
本丸跡北西の端には武田勝頼ほか武将たちの名前が刻まれた霊社、霊位、が祀られている。
 
その奥にそびえるのは八ヶ岳。 眼下は桃の農園。
 
南には鳳凰三山を望む。
こんなに素晴らしい場所に築城したものの、自ら火を放ち、自刃へと追い込まれた勝頼は無念だったろうなぁ。
まぁ、戦国時代は同じようにたくさんの人々が無念の死に追いやられたのだ。。。
戦いはイヤだねぇ、いけないねぇ。
 
その後私は家に帰らず、ここ松本に来た。
クリスマスだというのに、この24~25日しか自由時間を取れないので、泊りで翌日も山に登る。
続きは来年になってしまうでしょう。
 
今年もこんな調子でのブログアップでしたが、読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
体力の衰えを感じつつも、今年も何とか一年登り続けられました。
新年もまたよろしくお願いいたします。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

守屋山 ~アルプス展望台~ #2

2024-12-21 19:52:52 | 山登り in 長野県
2024年12月9日(月)
守屋山 東峰より八ヶ岳連峰を望む
八ケ岳南側の山々 天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、権現岳、編笠山
 
守屋山東峰近くまでやって来た。
北から南までズラッと並んだ八ヶ岳連峰は美しいだけでなく迫力満点”!
 
西には北アルプス。 左の方にピークが見えるのが乗鞍岳。
中央より右方に穂高連峰から北へ名峰が連なる。 が、大町あたりより北の方は雲がかかっているようだ。
 
穂高連峰、常念岳、大天井岳、など
 
常念岳より北の方、爺ヶ岳辺りから雲がかかってしまっている
 
諏訪湖と美ヶ原高原
 
霧ケ峰、車山、その右背後に浅間山
 
守屋山東峰に到着 (10:21)
奥に見えるのは南アルプス
 
左から甲斐駒ヶ岳、鋸山、白岩岳(北岳じゃないのか?)、仙丈ケ岳、さらに南アルプスの名峰が続く
 
トレイルの先は守屋山西峰に続く。 その奥には中央アルプス。
そろそろあちらに行ってみる。
 
東峰の岩峰を下りると「守屋神社奥宮」
 
なだらかに歩いてゆくと「元気になる木」というブナ
根元に観音様が置かれ「登山の安全を願っています」という札が。
ありがたや~。
 
トレイルに斜度が出てくるとあと少し?
 
「ラビットハウス」来た~!
 
守屋山 ( 西峰 ) と~ちゃくっ! (10:48)
 
西峰から、東峰越しの八ヶ岳
 
美ヶ原高原~霧ケ峰高原
 
真西から少し南に御嶽山、少し北に乗鞍岳
 
中央アルプス~御嶽山
 
中央アルプス
左の方一番高いのが空木岳、右の方一番高いのが木曽駒ケ岳
 
南アルプス
 
北アルプス北の方は雲の中なので、穂高連峰から常念岳、大天井岳、燕岳辺りまで
ひとしきり写真を撮り、ベンチの乾いている所を見つけてお昼ご飯にした。
八ケ岳、中央アルプス、北アルプスがここまで見られれば来た甲斐があったというものだ。
 
動画も撮りましたのでどうぞ。(音が出ます)
守屋山からの展望
 
お昼ご飯を食べ終え下山。 東峰まで戻ると鹿島槍ヶ岳のピークが見えた。
 
東峰の先から違うルートで下山、立石登山口方面に下る。
 
途中、守屋山前嶽にも寄る。 展望はなし。
 
下山ルートに戻り下ってゆくと、様々な巨石群を見ることができる。
こちらは「百畳岩」という岩で、広く平らな岩の上に乗ることができる。
 
こちらは「立石」
里の人々がこの岩をお坊さんに見立て、朝に夕に安全と平和を願いに来た、という岩だそう。
他にもいろいろな岩があったようで、全ては見つけられなかったが、なかなか面白かった。
 
立石登山口まで下りると、あとは国道 125号線を杖突峠の駐車場まで戻る。
少し上りの20分、最後にジワジワくる。
 
 ようやく訪ねた守屋山だったが、お天気も良く、白く冠雪した周囲の高い山は神々しい程に美しく、本当にこの日に来て良かった、と思った。 守屋山はグリーンシーズンには「山野草の宝庫」とも書かれてあった。 違う季節にも訪ねてみたい。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

守屋山 ~アルプス展望台~ #1

2024-12-21 12:34:30 | 山登り in 長野県
2024年12月9日(月)
守屋山 東峰より八ヶ岳連峰を望む
 
 もう少し紅葉を眺めに山を訪ねようかと思っていた頃、高い山々は既に冠雪と聞き、天気も良くあまり寒くならないうちにその姿を拝みたくなってしまった。 場所は長野県諏訪市と伊那市の境にある守屋山(もりやさん)。
 2022年、甲斐駒ヶ岳に登ったあと、仙流荘のバスターミナル(現:戸台パーク)から中央高速道路に乗るために杖突峠を通る国道152号線を通り、その道路沿いに守屋山の立派な駐車場を確認した。 さらに杖突峠を下ってゆくと北から南へ連なるみごとな八ヶ岳が目に飛び込んできた。 守屋山は南、中央、北アルプスが望める展望台と聞いていたが、八ヶ岳の姿も美しいだろうと思い、いつか登ってみたいと思っていた。
 
7:12 甲斐駒ヶ岳
 
 中央高速を走っていると素晴らしい天気、素晴らしい夜明けに冠雪した富士山、南アルプス、八ヶ岳などの山々に目を奪われた。 八ヶ岳PAで休憩し、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳を間近に望むことにした。
 
八ケ岳 左端が編笠山、中央に権現岳、右のピークが三ツ頭かな。
ここに来ると赤岳は隠れてしまう。
その後、守屋山Pへは諏訪ICの方が近いのだが、ナビが諏訪南ICを示したのでその通りに行ってみる。
国道152号線を杖突峠に向かい登って行くとすぐに路面に雪が見られた。
ゆっくり運転し、路肩が広くなっている場所に駐車して開けた所から景色を眺める。
 
朝の八ケ岳連峰を一枚。
南八ヶ岳の方が逆光で暗いのだが、美しく雪がついているようだ!
初めてこの景色を見た時に、八ヶ岳を南から北まですべて眺められるような姿にほれぼれした。
おそらく甲斐駒ヶ岳や入笠山などからも見ているのだろうが、近さや角度が絶妙なのだと思う。
 
8:30前に駐車場に到着。
トイレはないので麓のコンビニでお借りしたが、152号線すぐ下の峠の茶屋に公衆トイレあり。
 
登り始めからトレイルには雪。
雪の山々を見に来たつもりだが、守屋山までこれほど雪が積もっているとは思っていなかった。
 
誰の足跡?
トレイルを少し登ると林道に当たり、林道を少し行くとまたトレイルに入るよう門のようなものが作られていた。
トレイルが少し下り気味になり足元が危ういのでチェインスパイクを装着。
しばらく歩いて沢にかかる橋を越えると。。。
 
9:15
登山口(水呑場山荘)に到着。
ベンチやバイオトイレ(この日は使用可)もある。
 
これはネズミとか? すごく小さな足跡。
 
水呑場山荘の広場には守屋山諏訪社が祀られている。
ご挨拶をして山頂に向かう。
 
「ソヨゴ」という名板があった。
 
水呑場山荘近くのトレイルには植林された木?にこのようなかわいい名板がついている。
 
段々上りが急になる。
「山に雲がかかっていないといいなぁ。」と心配になりながら登っていると
「がんばれ ここは胸突坂」の案内板が。
 
少し平らになり、木々が開けると北アルプスが見えた!
左の高いピークが常念岳。
 
おぉ~! あそこが守屋山東峰か?
 
東峰少し手前から諏訪湖とその向こうに美ヶ原方面の山々
 
そして八ヶ岳北側の山々。 蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山
蓼科山の手前が八子ヶ峰当たりの様だ。
 
期待通りの白い美しい山だ! つづく。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の大菩薩嶺とお寺巡り #2

2024-12-14 21:54:34 | 山登り in 山梨県
2024年12月2日(月)
 
大菩薩嶺から熊沢山までやって来た。
その後天狗棚山を目指すが、まず手前の石丸峠へ下る。
この先富士山は小金沢山に隠れてしまう。
 
日影ではまだササに霜がついている。
石丸峠には小屋平へ下る分岐、その先に牛ノ寝通りへの分岐を確認。
 
ひと登りで天狗棚山山頂。(11:25)
 
木の間から奥多摩の山々。
右の方に御前山、大岳山なのだが、御前山の麓に見えるのは奥多摩湖?
奥の方に見える街は飯能の方かな。
 
振り返ると左に熊沢山、右奥の方が大菩薩嶺
 
南西のほうには大菩薩湖越しの南アルプス。
 
天狗棚山も下り、奥の方の笹原が狼平。
 
 狼平から景色を眺め休憩したら、写真中央辺り、笹原に一本ちょっと斜めに立っている木(松?)まで戻り、そこから下山する。 このトレイルは登山地図に無く初めて歩くのだが、たびたび拝見している方がちょっと前に下っているので、一か八か行ってみる。
 
まずは狼平到着。(11:47)
ここも主トレイルから少し離れた場所で、こんな所に道標があり「狼平」と書いてあるのは初めて見た。
 
開けた笹原から天狗棚山と熊沢山を振り返る。
そして南アルプスや青空を満喫したら、先ほどの場所から下山。
ちゃんと下れるかな。
 
やはりあまり人が通らないようで踏み跡は薄いが、それでも人の通った跡だとわかる。
テープもほぼついているので、よく見て下ってゆく。
樹林帯と涸沢を交互に下る感じ。 倒木など発生したらすぐには除去されないかも。
 
ここで車の通らない林道に出る。(12:29)
 
その後林道をたどって歩いてゆくと、石丸峠から下って来るトレイルと合流する。
振り返ると左の方の笹原が狼平、右のピークが小金沢山。 ちょっとおやつ休憩。
 
林道を歩いているとどうやら八ヶ岳も金峰山も雲が取れたようだ。
左に真っ白な乗鞍岳も良く見える。 あ~、今頃か~。
その後林道からトレイルに入り下ってゆく。
 
下った先に車が通る林道。 小屋平バス停。(13:16)
朝、車で通って来た道だ。
ここをさらに直進しトレイルに入って上日川峠へ。
 
下り基調で沢も3回くらい渡渉する。
ここが最後の渡渉で、この後上日川峠へは上り。
 
一日の最期に上りはきつい~、とようやくロッヂ長兵衛さんに到着。(13:47)
この後車に戻り、予定していたお寺巡りにGO!
ふたつのお寺を巡る予定だが両方とも上日川峠から甲斐大和駅の間にある。
 
 
 こちらには武田家第13代当主(信玄公の6代前)武田信満公の墓所がある。 11月10日に岩櫃山に登った際、真田昌幸が小田・徳川連合軍に攻められている武田勝頼を迎え入れようとしていた潜龍院跡を訪ねた。 勝頼はそちらにはいかず甲府の岩殿城に向かい、結局自刃に追い込まれ、武田家滅亡となる。 岩殿城から逃げ延びようとしていた目的地がこの栖雲寺だったそう。 しかし栖雲寺は既に織田信長によって全焼。 失意のうちに引き返し、自刃した場所が次に訪れる「景徳院」となる。
 栖雲寺は徳川家康によって再建された。
 
栖雲寺石庭
本堂の裏山がこのような岩山になっている。 この岩の上で座禅を体験することもできるらしい。
岩山を登って行くと途中に摩崖仏や摩利支天堂などがある。
 
立派な紅葉。 岩の上に生えているよう。
 
どんどん登って行くと次に行く時間が無くなりそうだったので、半分くらい?で引き返した。
またいずれ訪れてみよう。
 
武田家第13代当主(信玄公の6代前)武田信満公の墓所
 
「景徳院」にやって来た。
先の説明の通り、武田勝頼(37歳)ほか、北条夫人(19歳)、嫡男信勝(16歳)は小田・徳川に追われ、ここで自刃。
もともとここにお寺はなかったが、勝頼公一家を弔うため徳川家康が「景徳院(田野寺)」を建立した。
こちらの門は家康が建てた当時のものだそう。
 
景徳院本堂
 
こちらでは武田勝頼主従の墓碑や自刃した生害石などをお参りさせていただいた。
 
薄暗くなる前に墓参を終えホッとする。 さすがにお寺とお墓、だから。(^^;)
  
 久しぶりの大菩薩嶺を狼平まで歩き、白くなり始めた山々を眺めながら気持ちよく歩くことができた。 新しいトレイルも確認出来て良かった。 そしてようやく武田勝頼公のお墓を訪ねることもできて満足。 武田信玄公に至ってはまだあちこちにお墓があるようなので、何かの折に訪ねられると良いな~。 「道の駅甲斐大和」でおそばが食べられなかったのは残念! お蕎麦屋さんは 16:00までだった。 また来よう~♪
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の大菩薩嶺とお寺巡り #1

2024-12-14 19:45:52 | 山登り in 山梨県
2024年12月2日(月)
上日川峠への林道から 夜明けの富士山
 
 この週も天気が期待できそうだったので、高い所から良い景色を拝みたい、そして前週に続き武田家に関する訪ねたいお寺があり大菩薩嶺に登ることにした。 JR甲斐大和駅方面から上日川峠への林道を走っていると少し開けた所から朝日を浴びた富士山が見えた。 
 
福ちゃん荘前 (7:43)
 上日川峠には7:00過ぎに到着。 トイレ横の第2駐車場に駐車。3台目くらい。 トイレは個室ひとつだけ使用可。 塩山側からの林道は 12/9より 冬期閉鎖、甲斐大和駅方面からは1月初旬にはすずらん山荘より先は冬季閉鎖になる。 この日路面に雪は見られなかったが、もうスタッドレスは必須だろう。
 7:25ごろロッヂ長兵衛横からスタートし、7:40ごろ福ちゃん荘に到着。 福ちゃん荘前の公衆トイレは使用可だった。 歩き始める前は寒く耳が被る帽子、長袖シャツにフリースベスト、レインウェアジャケットを着ていたが、ジャケットはここで脱いだ。 ここから唐松尾根を登る。
 
せっせと登っているとようやく木々の間から南アルプスが見えてきた。
前週よりモヤッていない感じ。
 
トレイルが平坦になりホッとして歩いている。
向こうに見える所を登ったら雷岩かな、直下は結構急登だったなぁ。。。など思いだす。
その急坂を登り始めると木々が減って景色が開けるのでゆっくりと、時々後ろを振り返りながら。
 
良く見えている\(^o^)/
左奥に白峰三山、手前に鳳凰三山、奥に仙丈ケ岳、右端に甲斐駒ヶ岳
 
さらに少し左を見た風景。
左に聖岳、赤石岳、悪沢岳、手前が櫛形山かな。
甲府盆地手前真ん中に島のような小さな山は塩の山。
 
そして大菩薩湖越しの富士山
 
充分景色を拝んだので雷岩には行かず、久しぶりなので大菩薩嶺山頂へ。(8:47)
 
大菩薩嶺 (8:54)
展望もないので写真を撮ったらすぐ戻る。
 
雷岩から南アルプス (9:02)
 
大菩薩湖越しの富士山
大菩薩湖左にそびえるのが小金沢連嶺
 
雷岩から少し下って振り返ると奥に真っ白く見えるのが乗鞍岳。
右に八ケ岳なのだが、中央に厚い雲。
雷岩の下辺りで座って休憩しようと思ったが、時間も早いし、
レインウェアジャケットは着ていたがとても寒い。
さすがに標高 2,000mを越えると違うなぁ、と久しぶりの寒さに震えた。
なのでもう少し歩き、下ってゆく。
 
避難小屋付近まで下りてきた。この後奥に登り親不知ノ頭に寄るが、
八ヶ岳~金峰山方面は相変わらず雲がかかっていたので大菩薩峠に下る。
 
大菩薩峠に下る前に奥多摩の山々。
左奥の方に高丸山や鷹ノ巣山など。 右奥の方に御前山、大岳山、三頭山など。
 
御前山、大岳山、三頭山の奥多摩三山
写真中央に伸びる尾根が牛ノ寝通りかな。 紅葉の頃行ってみたいが。。。
 
介山荘が見えた。
雷岩から下ってくる道は陽当たりも良いせいか既に霜が解け始め、かなりドロドロな場所もあった。
特にこのような岩とミックスな急坂は要注意。
 
大菩薩峠の名板少し手前でようやく雲取山が見える。
この辺り、日当たりの良いトレイル端の方の岩に腰かけお昼休憩にした。
風が無かったので、やはり山頂付近とは暖かさが違う。
 
大菩薩峠到着。(10:27)
 
充分休憩したのですぐに熊沢山へ。
樹林帯を登って行きトレイルから少し外れた場所に熊沢山の山頂名板があった。
先行のお兄さんがいなければ見落とすところ。
 
熊沢山から少し歩くと樹林帯を抜け笹原になる。
次に見えるのが天狗棚山。 この日はその先の笹原、狼平まで行くつもり。 つづく。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする