out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

仙石原~箱根湿生花園

2018-09-19 15:00:00 | stroll

2018年9月17日(月)
仙石原ススキ草原より金時山を望む

 登ってみたかった金時山に登り、絶景の富士山を拝むこともできました。 下山して時間はまだ午前中。 この辺りはほとんど歩いたことがないのでまずは見てみたかった仙石原のススキ草原に行ってみます。 もうススキが良いころだろうと思っていたのですが、見ごろは9月下旬から10月に入りススキの穂が綿毛になって逆光に当たるとキラキラするころ、らしいです。 けど、わたし綿毛になっていない赤っぽいススキの穂も好きなので、若干綿毛も入ったこの頃も案外良いと思いました。

 写真はススキ草原から金時山の方を見ていますが、中央辺りに車が見えます。 その辺に道路があり、道路から向こう側が仙石原湿原と言うことになります。 写真右奥の原と森には箱根湿生花園があります。
 この場所はもともと仙石原湖と言う大きな湖でしたが、約2.2万年前の神山(大涌谷を抱える山)の噴火により湖が二つに分断されました。 その後3千年前の神山の大噴火により大量の岩が仙石原に流れ込み、川がせき止められ湿原化した、ということです。 二つに分断されたひとつが芦ノ湖、ということかな。 金時山山頂からの写真を見るとなんとなくそのような様子がわかります。


ススキ草原の入り口にあった案内板。 このような場所にあります。
駐車場は少し離れていますが、いくつかあります。 そして臨時駐車場オープンの時間はシーズンによって違いがあるようなので、
関係各所を調べてから行かれると良いかもしれません。


上の説明板が立っている辺りから遊歩道奥を見ています。
700m歩いたらそのまま戻ってくるだけのようです。
このススキの原も、以前山梨の高座山~杓子山に登った時に見たカヤ野と同じで、
茅葺屋根を作るためのカヤに使うよう育てられ、春には野焼きをするのだそうです。


曇りがちの空になってしまったので、ススキの原がなかなか輝きませんでしたが、
時折陽が射すと良い具合です。


しばらく陽を見ながら良い所を探して歩きます。


ずっと上の方に歩いていけないのかな?


最深部までは行かず、そこそこの所で切り上げ戻りました。
少しはキラキラした感じが撮れて良かったです。

このあと、こちらも行ったことのない「箱根湿生花園」に寄ってみます。
午後からは雨も降るかもしれないとのことだったので、植物園くらいが良いかなと思ったのです。
が、植物園とは言え花壇に整然とお花が植えられているという感じではなく、木道があったり、池があったり、
湿原復元区という辺りは自然そのものと言う感じで、とても楽しかったです。
植物園ですから箱根には自生していない花もあったりするのですが、名前の説明板があったり、
解説員さんが時間になると説明をして回ってくれたり、と勉強になります。


ツルニンジン


ツチアケビ


サワギキョウ
スズメガがたくさん飛んでいました。


アサマフウロ


サクラタデ





オミナエシ ワレモコウ など


メドハギ  ワレモコウ


イヌショウマ


ツリフネソウ  ミズヒキ


ジャコウソウ(タニジャコウソウかもしれない)


キレンゲショウマ


サギソウ


キセワタ


ミズアオイ


スズムシバナ


 とても楽しかったです。 時間はまだ4時前でしたが、山にも登ったし充分遊んだので、このあとお風呂屋さんに行きました。 ご飯を食べて、8時過ぎになれば高速道路も空いてくるかな、と思ったのですが。。。この日の東名道路、お風呂屋さんで仮眠もして粘って9時過ぎまでいたのですが、一向に渋滞解消せず。 JARTICを調べるとどうも圏央道は茅ヶ崎海岸からずっと青梅の先まで渋滞なし、なのです。 ジッとしていても仕方ないので箱根の山を駅伝コースで小田原方面に下ると、この時間箱根の峠道はもうスイスイ。 西湘バイパス~圏央道も渋滞なしで、往路と一時間も変わらず家に到着できました。 なんとうちから湘南って近くなったのねぇ~。 また箱根、伊豆方面の山にも行ってみたいと思います。

 お花をたくさん撮ったので、フォトチャンネルにまとめました。 宜しければご覧ください。

金時山 仙石原ススキ草原 箱根湿生花園


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地獄谷のおサルを見に

2018-09-14 15:08:27 | stroll

2018年9月9日(日)
地獄谷野猿公苑のおサルたち


 沼の原湿原散策を終えた後、戸隠神社やそちら方面のあれこれを見に行こうかという気持ちもあったのですが、以前から一度行ってみたかった「温泉に浸かるおサルたち」がいる地獄谷野猿公苑がそれほど遠くないことを知り、そちらに行ってみることにしました。
 最近では外国人観光客に人気のネコやウサギがいっぱいいる島とか、その先駆けともいえるこの地獄谷野猿公苑のおサルとか、「やっぱり見てみたいなぁ~。」と随分前から思っていたのです。

 「地獄谷野猿公苑」のサイトは前日に見ていましたが、行こうと思われる方は情報を得てから向かうことをお勧めします。
 おサルさんは普段山に住んでおり、食事やくつろぐために日中野猿公苑に下りてくる、という生活をしているそうです。 なので、公苑にサルがいるかどうかはその日次第で、現に8日(土)はお昼ごろまで公苑に来なかったようです。 特に秋の時期には山に木の実がある為それらを食べたり、発情の時期なので山での活動が盛んになり、なかなか公苑に下りてこない、と言うこともあるようです。 山に食べ物がなく、暖を取るために温泉に入りに来る冬が最も良くおサルさんを見られるようで、それが snow monkey と呼ばれる所以のようです。

 サイトには Facebook のリンクが張ってあり、そこに日々の情報と「サル到着」「サル不在」の連絡もされているので、確認してからゆくのが良いです。


斑尾から1時間弱。 観光客でごった返しているかと思いましたが、そうでもありませんでした。
野猿公苑遊歩道への一番近い駐車場へ入れることができました。
ここが満車の時は「ロマン美術館」の駐車場利用も可、と書いてあります。


駐車場にある説明板です。 ここから少し坂道を上がって30分程歩きますよ~。


ここから少し登り、


あとは平坦なルートです。 とは言え、
冬、雪の積もっている中、南の方から来る外国人観光客はよくこれを歩きますよね~。
入口に防寒着レンタルの案内がありました。


後楽館が見えてきました。 高く上がる噴泉も見えます。


この階段を上って少し坂道を上がればもうすぐです。 手前にはスロープもあります。
この階段を見て引き返された方がいましたが、本当にあと少しですからがんばりましょう!


こちらが入口。 ここで入場料を払い中に入ると。。。


すぐにおサルさんが見えました!\(^o^)/


いやぁ~、近い!


近づいてきた! かわいいっ!


親子だぁ~! と興奮してなかなか進めません。w


先に行くと更におサルさんの数が増し、もう撮り放題!


遠くにいるおサルさんたちを望遠で撮るようかと思いましたが、おサルさんたちは人間には全く動じず、
平気で近くで遊ぶし、通り過ぎてゆくし、かといっていたずらしたり、威嚇したりすることは決してなく、
とても落ち着いているサルの群れだなぁ、と感じました。


子ザルたちは小さい子同志とてもよく遊び、ちょっと座って何かを口に入れたと思ったら、
すぐに違う子がちょっかいを出して転がりまわって、追いかけっこをして、ととてもかわいいのですが、カメラが追いつかない!w
サイトのどこかに、子ザルたちの習性も年によって違う、今年の子ザルたちは団体でよく遊ぶ、と書いてありました。

と、可愛らし子ザルたちに気を奪われていましたが、ここはおサルさんが温泉に浸かるので有名だった。
温泉はどこかな。。。と見ると。。。


誰も入浴せず、飲んでる。。。ww


しばらく他のおサルさんたちを見ていると、ようやく一頭入浴している子がいました!


けど、基本飲む方が多い。w
温泉に浸かるサルを撮るために、また冬に来てみたいなぁ、と思いました。


けれどこんな光景も見られました。
仲良し家族、かと思いきや、温泉に浸かるのは基本メスと子ザルなのだそうです。


温泉に浸からないサルたちは、大抵はこんな感じ。








午後3時ごろ、食事が配られ始めました。
リンゴをもらっているおサルが数頭いましたが、みんなと言うわけではありませんでした。


リンゴみたいに丸くなってる。


ほかのおサルさんたちはムギ?をもらっていましたが、それほど必死に食べている様子はありませんでした。
もう山で木の実を食べているからではないか、と書いてありました。
お腹いっぱいになると、寝ますよね~。w


外国人のお客さんが本当に多いです。
施設内はスタッフの方が観察されている姿も見かけましたが、フンをサッサッと履いている姿も拝見しました。
そう言えば、これだけおサルさんがいるのに落とし物とか、においとか、ほとんど気になりませんでした。


往路を含め2時間ほど楽しんで、戻りました。


道中田んぼがすでに黄色くなり始めていました。


見たかったソバの花も見ることができ、帰路に着きます。


途中佐久平PAではトレッキングさんお勧めの「平尾温泉 みはらしの湯」に寄り、お風呂と夕ご飯を頂いてきました。
良い眺め、良いお風呂、お食事も美味しく、私もお勧めです!


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赤城自然園に寄ってみた

2018-07-14 11:06:01 | stroll

2018年7月8日(日)
シキンカラマツ

赤城山、小沼周辺を散策した後は以前から見てみたかったシキンカラマツを見に「赤城自然園」へ。
娘たちが小さなころは覚満淵や今は無き赤城クローネンベルク(←今知った!)などには数回行った覚えがありますが、
赤城自然園は近年知りました。
よくよく見れば、赤城自然園が本格オープンしたのは2010年なのですね。
西武系なのかぁ。 堤さんがねぇ。。。へぇ。
ということで、入場料 1,000円はセゾンカードを持っていると500円になります。
失敗したぁ~!w


閉園が 16:30 ということで、見て歩く時間は2時間弱。
「まぁ、充分だろう」と思っていたのですが、園内は想像以上に広く、
さすがにお花も豊富で、しかもお目当てのシキンカラマツを探すのに右往左往。w


いやぁ~、見つけられて良かった。(入口で場所は聞いたのですが。w)


しかも、自然園サイトにシキンカラマツ開花の情報が載ったのが6月28日。
咲いている姿を見られただけでありがたい。 でもまだツボミはありましたよ。


オオバギボウシ


オオバギボウシつぼみ前。


オオバギボウシつぼみ。
こういう感じでつぼみが付いていたのかぁ~、と。


オオバギボウシ開花。


オカトラノオ、満開。





ヤナギラン、終盤。


クガイソウ、咲き始め。





これはユウスゲでしょうか。


アナベルかな。








アジサイ











ギンバイソウ(銀梅草)。
奥多摩、御岳山でたくさん見た!
けど、こんなにお花が白いのは初めて見ました。


こちらはギンパイソウ(銀盃草)。
これ、ご近所に夏になるとたくさん花を咲かせるお宅があって、
これほど葉がなく、地面から10センチほどの所にニョキニョキ白いお花が出ているので、
「何だろう!?」って気になっていました。


閉園時間近くなったので走って出口に向かっていると、
スタッフの方が写真を撮っていて、「ネジバナが咲いていますよ。」と声をかけてくださった。


じゃ、撮らにゃいかん。


大変楽しい自然園でした~!
これは一日お弁当を持って、見て回りたいものです。
ただ、せっかく赤城に来たら山も見たいので、せめて午前いっぱい、午後いっぱい、の時間をもって。。。


だんだん雲が取れ、頂を現した榛名山。


宿への道すがら、沼田のフリアンさんに寄ってみる。
こんな夕方に行ったら名物の味噌パンは売り切れよ~。(ToT)
でも、味噌バターパンはあったので購入。
お店のお姉さんからは「先日、三宅裕司さんは味噌バターパンの方が美味しいと言ってましたよ。」とお伝えいただきました。
母にもお土産買って、翌日お山でいただきました~! 美味しかった~!!


コメント (8)
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