2022年11月7日(月)
榛名湖 浪漫公園の紅葉
今年8月に初めて榛名湖外輪山の登山にやって来た。 その時は花の撮影が中心だったり、天気が思わしくなかったりで、相馬山と掃部ヶ岳の二座のみ登頂。 その際に天目山辺りは紅葉もきれいだという話を伺い、是非行けたらと思っていた。 10月下旬、急に気温が下がり、あちこち紅葉も急に進んだようで、榛名湖外輪山も紅葉終盤な様子であったが、榛名湖より下にも森林公園はあるし、どこかしらで紅葉が見られるだろう、と行ってみた。
11/5(土)、11/6(日)辺りはとても良い天気だったようだが、11/7(月)もとても良い天気予報だったので、せっかくなら人の少ない月曜日にしようと来てみたのだが、家から現地まで空はどんより曇り空。 「あ~はずれちゃったなぁ。」と思いつつも少し覗く青空に、「きっとこれから晴れる!」という期待を抱きつつ、登山開始。 本当は早朝、空気が澄んでいるうちに本命の天目山に登るつもりだったが、ここはルートを変更。 まずは以前ロープウェイで上がったことがある榛名富士をビジターセンター側(南側)から登り、向こう側(北側)に下山。 そのまま烏帽子ヶ岳に登頂。 下山後榛名湖北東岸の紅葉を楽しみながら東岸を歩いてビジターに戻る。 その後天目山・氷室山に向かう。 きっと榛名富士を登っている間に晴れて来る。。。と思っていたのだが。
湖面はもやがかかり、せっかくの鏡にヴェールがかかってしまったが、
曇り空だし、これはこれでいい雰囲気。 湖畔の紅葉も良い感じ。
ビジターセンター近く、トイレのある大きな駐車場から出発。(7:31)
榛名富士の木々はほとんどが葉を落とし、カラマツ黄葉くらいしかないように見えたが。
登ってゆくと彩りの良い場所もあちこちに。
紅葉もきれい。
それにしても、榛名湖周辺の山はどれもポコポコとして見た目は可愛いが、登ると急登。
榛名富士山頂駅到着。(8:21)
空は晴れてこない。 街の方は明るくなってきているようだ。
ピンクが可愛いマユミ。
周囲の山は見えるが展望は良くないので、榛名富士山神社にお参りしたらすぐ下山。
下りも急で歩きにくいトレイルを下ると、奥に烏帽子ヶ岳(右)、鬢櫛山(左)が見えてくる。
今回榛名湖畔の外輪山を全て周るほどの気力はなかったため、
天目山・氷室山の他に、以前から大変気になっていた烏帽子ヶ岳を登ることに決めた。
南岸の方から見ると、「どうやってあの山に登るんだ!?」と言う程ピョンと三角に飛び出している。
こちらもすごい急斜面をハシゴなどで垂直に登るのか?、と思いながら向かった。
榛名富士北側の登山口。
ここから出てくると榛名湖温泉「ゆうすげ元湯」の裏側になる。
私の住んでいる市の小学生は小学6年生の移動教室でこちらにお世話になり、
榛名湖でカッターボートの実習を指導していただく。
うちの娘や甥もお世話になっているが、私自身は初めての訪問だったので、なんだか感激。
ここから烏帽子ヶ岳登山口までは車道を数分歩いて着くが、途中に公衆トイレあり。
榛名富士登山口から烏帽子ヶ岳登山口の周辺はたくさんの紅葉が見られる。(9:23)
しかも見ごろを迎え、とても良い色。
鳥居から20分ほど登ると鬢櫛山との分岐。
ここまで鞍部への登りはそれほど急ではない。
けれど分岐から先は一気に三角形頂点を目指す急登。
けれど、見た目の印象ではヤセ尾根のような鋭い縁を登って行くのかと思っていたが、
全くそんなことはなかった。
烏帽子ヶ岳山頂到着!(10:02)
山頂も尖がっているかと思いきや、わりと平坦で広々
山頂から少し先に進むと展望のある岩場。
ここに来てようやく少し陽が射してきた。
右の高いのが掃部ヶ岳、左奥の高いのが天目山、
そこから稜線を右に下りピョコッと飛び出しているのが氷室山。
ここで氷室山の鋭さに気づかなかった私。。。
烏帽子ヶ岳下山では陽が射す時間も多くなり、木々も輝いて見えた。
奥の山影は榛名富士。
登山口の鳥居周りも陽が射すと一層艶やか。
周囲の木々もきれいなので少し榛名湖北岸を歩いてみる。
立派な紅葉の木に、対岸にはこれから向かう天目山・氷室山。
榛名富士麓、榛名湖の湖畔に「ゆうすげ元湯」(左に見えるホテル)、
そしてこの湖畔を写真右の方に歩きビジターセンターの方へ戻る。
CTでは25分。
湖畔を歩き始め振り返ると烏帽子ヶ岳。
この榛名湖北東湖畔あたりが「浪漫公園」らしい。
紅葉する木々がたくさん植えられているようで、まさに美しい時期だった。
ちょうどおやつ休憩がしたかったので、東屋で休んだのだが、
陽が射してくると座ってはいられない。
青空も出てきた。 あちこちカメラを持って走り回る。
いやいや、お見事!
掃部ヶ岳も青空バックになり、陽も射して、カラマツ黄葉が美しい。
この後榛名湖東岸の紅葉・黄葉を楽しみながら南岸の天目山・氷室山に向かう。
つづく