宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「全核兵器除去」金委員長が約束ー文韓国大統領が発言紹介

2018年10月14日 | 朝鮮半島情勢

 「しんぶん赤旗」13日付が、「『全核兵器除去』を約束」と金正恩北朝鮮国務委員長が語ったことを英BBC放送とのインタビューで答えたことを伝えました。

 それは、次のような内容です。

 「『完全な非核化』について、『核を生成し、ミサイルを開発する施設の廃棄とともに、現存する核兵器や核物質を全部除去することが含まれている』と金氏が語ったことを明らかに」したとのです。

 さらに、文大統領は、金委員長が、「経済発展のために核を放棄すると述べた。 体制が保障されれば自分たちが制裁という困難に直面しながら核を持っている理由は全くないと約束した」「具体的なプロセスは米朝間で協議しなければならない。 なぜなら、北朝鮮は米国が相応な措置を取ってくれることを要求しているからだ」と語りました。

 また、「読売」紙は13日付で同インタビューについて、次のように報じています。

 文韓国大統領の発言として、「北朝鮮が体制保証の措置として要求する朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言については、『長年の米朝間の敵対関係を終息させという政治的宣言』とし、『時間の問題で、必ず可能だ』と期待感を示した」

 「『出来るだけ早く行われることが望ましいという点で、韓米間での一致があった』とも語った」。 さらに、2回目の米朝首脳会談については、「『遅くない時期に開かれるだろう。 北朝鮮の非核化措置と、それに対応する米国の措置が速やかに行われるような工程表に、両首脳が大胆に合意することを期待する』と話した」

 こうした、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築へ向けた努力が続けられていることに平和な北東アジアを実現するための主体的、自主的な力強い大きな動きを感じさせられます。 


「平和のための5つの緊急提案」-日本共産党第5回中央委員会報告

2018年10月14日 | 『平和のための5つの緊急提案」

 日本共産党は10月13日から14日にかけて、第5回中央委員会総会を開いています。 昨日(13日)は志位和夫委員長の報告を視聴しました。 報告は次の3つの主題で行われました。 ①第4次安倍政権に対する基本姿勢、②当面するたたかいの課題と日本共産党の立場、③統一地方選と参議選で連続勝利をかちとる方針ーです。

 報告の全文は、明日以降の「しんぶん赤旗」に掲載される予定です。 5中総の情勢論等の特徴は改めて紹介させていただきたいと思います。 今回は、「朝鮮半島の平和の流れが、『北朝鮮脅威」を最大の口実に進めてきた『戦争する国づくり』の根拠を失わせつつあること(「しんぶん赤旗」14日付)を踏まえて、志位氏は次の提案を行いました。

 ■ 平和のための5つの緊急提案

  ①安保法制をはじめ一連の違憲立法を廃止し、立憲主義・民主主義を取り戻す

  ②大軍拡計画を中止し、軍縮への転換をはかる

  ③在日米軍に異常な特権を与えている日米地位協定の抜本的改定をはかる

  ④「北東アジア平和協力構想」の実現に力をつくす

  ⑤核兵器禁止条約に日本政府が署名、批准することを強く求める

 これらの提案は、市民と野党間の政策合意が可能なものと考えられます。 率直で真剣な対話を期待したいと思います。