「しんぶん赤旗」13日付が、「『全核兵器除去』を約束」と金正恩北朝鮮国務委員長が語ったことを英BBC放送とのインタビューで答えたことを伝えました。
それは、次のような内容です。
「『完全な非核化』について、『核を生成し、ミサイルを開発する施設の廃棄とともに、現存する核兵器や核物質を全部除去することが含まれている』と金氏が語ったことを明らかに」したとのです。
さらに、文大統領は、金委員長が、「経済発展のために核を放棄すると述べた。 体制が保障されれば自分たちが制裁という困難に直面しながら核を持っている理由は全くないと約束した」「具体的なプロセスは米朝間で協議しなければならない。 なぜなら、北朝鮮は米国が相応な措置を取ってくれることを要求しているからだ」と語りました。
また、「読売」紙は13日付で同インタビューについて、次のように報じています。
文韓国大統領の発言として、「北朝鮮が体制保証の措置として要求する朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言については、『長年の米朝間の敵対関係を終息させという政治的宣言』とし、『時間の問題で、必ず可能だ』と期待感を示した」
「『出来るだけ早く行われることが望ましいという点で、韓米間での一致があった』とも語った」。 さらに、2回目の米朝首脳会談については、「『遅くない時期に開かれるだろう。 北朝鮮の非核化措置と、それに対応する米国の措置が速やかに行われるような工程表に、両首脳が大胆に合意することを期待する』と話した」
こうした、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築へ向けた努力が続けられていることに平和な北東アジアを実現するための主体的、自主的な力強い大きな動きを感じさせられます。