宮応かつゆきの日本改革ブログ

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台風19号と地球温暖化ー政治の役割の発揮が強く求められている

2019年10月14日 | 環境

 台風19号で亡くなられた方に心からお悔やみを、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

 「神奈川新聞」14日付「論説 特報」欄に次のような記事が掲載されました。

 「19号はたまたま発達した特殊な台風だったのか。 温暖化との関係はー。 国立環境研究所地球環境研究センターの江守正多副センター長は、直接的な関係は分からないとしつつも『一般に温暖化で海水温が高くなると台風が発達する傾向にある。 温暖化が止まらなければ今後、強い台風や豪雨の確率が増える」と警告し、温室効果ガスの排出を減らす必要性を訴えた」

 「科学者らでつくる国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化がもたらす熱は海に大量に取り込まれ、海水温の上昇が今後も長期間続くと指摘する」

 「気象庁によると、日本近海の過去約100年間の上昇幅は、世界平均や北太平洋全体より大きい」

 「しんぶん赤旗」12日「主張」は、吉野彰氏ら3名のノーベル化学賞の受賞を歓迎し、次のような見解を明らかにしています。

 「地球温暖化を食い止めるためには、技術だけでなく、それを生かす政策が必要です。 温室効果ガスの削減目標を引き上げようとせず、石炭火力発電への依存を続けていては、脱炭素社会への扉を開いた科学者の成果を全面的に生かせません。 高い目標をかかげ、再生可能エネルギーの飛躍的普及を進めるなど、具体的な対策を強化することを、日本をはじめ各国政府に強くもとめます」

 昨年の西日本豪雨、千葉県を襲った台風15号などを上回る台風19号の猛威を体験した日本政府が、台風19号被害の救命・救援に全力をあげることを政治の最優先課題として取り組むことを強く求めます。 その際、与野党の枠を超えた協力体制をつくることが極めて重要だと思います。

 そして、抜本的で具体的な温暖化対策を合わせて推進することを求めたいと思います。