宮応かつゆきの日本改革ブログ

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オスプレイ関連情報=「海外で戦争する国」づくりに日米一体で突き進む光景が

2015年05月09日 | 基地・オスプレイ

 「しんぶん赤旗」(9日付)は、次のように報じました。

 「米海兵隊所属のオスプレイ1機が「8日午後3時15分横田基地へ飛来し着陸。同36分には富士山周辺での訓練のため、同基地を離陸」(羽村平和委員会)

 「8日夕方までの時点で、キャンプ富士では、午後3時45分ごろに北東方面から飛行モードで飛来し、上空を2周したのち山梨県へ向かいました。その後午後4時ごろに西方面から飛行モードで上空を通過していきました」(御殿場・裾野・小山住民の会)

 「同紙」2面では、「ネパール大地震 救援でオスプレイ 民家の屋根吹き飛ばす」「オスプレイ役立たず」と地元紙のインターネット配信記事」を紹介しています。

 「ネパールの地元紙『カンティプール』5日付電子版によれば、米海兵隊普天間基地所属とみられる垂直離着陸機MV22オスプレイがネパール大地震の被災者救援中に、民家の屋根を吹き飛ばしていたことが分かりました。『救援』どころか、住民に深刻な被害をもたらしていることを写真付きで紹介しています」

 「朝日新聞は」9日付、1面トップ記事で「米軍、横田にオスプレイ 年内にも 本土初の配備へ」と大きく報じました。

 同記事は、「米空軍は横田基地(東京都福生市など)に新型輸送機オスプレイを配備する方針を固めたことがわかった。米軍のオスプレイは現在、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には配備されているが、日本本土への配備は初めてとなる。米空軍は、早ければ年内にも配備を始め、最終的には10機程度とする見通しだ」

 「米空軍が配備を予定しているのは、オスプレイの空軍仕様機CV22。 沖縄県の普天間飛行場に24機配備されているのは米海兵隊の別型MV22。これに加えて10機程度を新たに配備することになる」

 「CV22は、米空軍の特殊作戦部隊が使っておおり、低空飛行など危険性の高い任務に使うことがある。日本国内で過酷な状況での訓練を行う可能性があるうえ、横田基地から訓練や任務に向かう際、離着陸の安全性や騒音の問題が起きるおそれもある。2012年に米フロリダ州で墜落事故を起こしている」

 「防衛省は、関係する国会議員らに対し、『日米同盟の抑止力、対応力の向上やアジア太平洋地域の安定に寄与する』として、米軍の検討に理解を求めた」

 「しんぶん赤旗」9日付は「経済」面で、「オスプレイと中小予算」という解説的記事を掲載しています。

 「日本が米国から購入するオスプレイ17機と関連装備の価格は約3600億円だといいます。2015年度の中小企業対策費1856億円のほぼ倍の額です。全企業数の99.7%を占め地域経済を支えている中小企業のための予算がオスプレイ9機分より少ないとは、憤りを抑えられません。安倍自公政権が進める『異次元の金融緩和』の下で進行した円安による原材料費の高騰、消費税増税のダブルパンチで、各地のものづくりの中小企業や商店は悲鳴を上げています。 円安による原材料費などのコスト増対策、ものづくりへの支援などの強化が求められます」

 「15年度の軍事費は4兆9800億円と史上最高額ですが、 中小企業対策費は一般歳出額のわずか0.32%です。安倍自公政権は『海外で戦争する国』づくりの道をひた走るのでなく、足元の中小企業の営みに目を向けるべきです」(川田)

 


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