防衛省は昨日、大和市などに海上自衛隊C-130R1機を配備すると通告してきました。 今年度中に6期配備する予定です。
同機の配備、運用について「海上自衛隊が使用している輸送機(YS-11)の後継機として、平素における海上自衛隊基地間の人員や物資の輸送を担うほか、大規模災害発生時の救援物資の輸送に対応するもの」と説明しています。
C-130Rは、乗員6名、輸送人員92名、有効搭載量約20トンと言われています。
C-130は空自に導入され、イラク戦争などに参加してきました。 海自が今回導入した理由については、東日本大震災に際して、YS-11では、「輸送能力が不十分だった」と言われてきました。 しかし、本当の導入の理由は明らかではありません。
この間の厚木基地の機能が大きく変わり始めているように思います。
海自では、新型哨戒機P-1に続く、C-130Rの配備、 米軍はオスプレイの拠点化を進めています。 隣接するキャンプ座間では、陸自中央即応集団の改変が進められ、米軍と一体となった海外派兵態勢が構築されつつあります。
また、自衛隊は、実際の戦争を想定した「統合運用」へむけた部隊の再編も進めています。
今回のC-130R6機の配備は、一度に輸送できる人員は500人を超えることになります。 航続距離は、最大4000㎞に達します。
さらに、空挺団の訓練に使われているのもC-130です。
機密保護法が、12月10日に運用が開始されます。
南海トラフでは東日本大震災以上の規模で被災する事を考えるともっと数が必要でしょうね。