16日付「しんぶん赤旗」1面には15日放送のTBS番組「時事放談」に出演し、安倍晋三首相を厳しく批判した野中広務元自民党幹事長の発言が紹介されています。
「首相の施政方針演説について、野中氏は『私は中学生のころ、昭和16年に東条秀樹首相が大政翼賛会の国会演説のラジオ放送を耳にしたときの感じと変わらない』、『重要な部分に触れないで、非常に勇ましい感じで発言された』と述べました」
「沖縄県・辺野古への米軍新基地建設を民意に背いて強行する姿勢については、『沖縄を差別しないために政治生命を懸けてきた一人として、絶対に許すことができない』と強調。 『私にとっては、本当に悔しい。死んでも死にきれない』と述べ、『県民の痛みが分からない政治だと思い、強く憤慨している』と批判しました」
野中氏は、また、「『私は戦争を経験した生き残りの一人だ』と述べ、『どうか現役の政治家に”戦争は愚かなものだ””絶対にやってはならない”ということを分かってほしい』と訴えました」
安倍政権の戦争国家づくりが加速しています。 沖縄の運動に学び、本土でも「保守・革新の枠」を超えた運動がいよいよ重要になってきたことを強く感じています。
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