宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

自公「戦争法案」衆院特別委で採決強行。”安倍政権の終わりの始まり、憲法は生きている”

2015年07月15日 | 戦争法案

 自民・公明、政府与党は、今日午後0時過ぎ、「国民の理解が進んでいない」ことを認めながら衆院特別委で採決を強行し、明日16日には、衆院本会議での採決も強行することを明らかにしています。 満身の怒り込めて、「断固抗議」するものです。

 今日7月15日、日本共産党は創立93周年を迎えました。 「しんぶん赤旗」の「主張」は、次のように述べています。

 「戦争への道を許さない。-これは日本共産党創立の原点です」

 「1931年9月、15年にわたる侵略戦争の発端となった日本軍国主義による中国東北部への侵略開始(満州事変)直後、党は『即時軍隊を撤退せよ!』『一人の兵士も戦線に送るな!』と声明を発表しました。 すべての新聞が『守れ満蒙=帝国の生命線』などと侵略をあおるなか、党と『赤旗』は、日本の良心を示すものとなりました」

 「日本の敗戦まで、多くの先輩がすさまじい弾圧により逮捕・投獄され、命まで奪われましたが、党のたたかいは戦前史に深く刻まれています。 その意義は、『最後の海軍大将』といわれた井上成美(しげよし)が戦後になり、『いまでも悔やまれるのは、共産党を治安維持法で押さえつけたことだ。 いまのように自由にしいておくべきではなかったか。 そうすれば戦争は起きなかったのではあるまいか』と悔恨の言葉を残したことからも明らかです」

 「戦争への道を許さず平和な未来をひらくために、一人でも多くの方にこの党に加わっていただくとともに、『赤旗』を購読していただくことを心から呼びかけます」

 今の日本は、戦前とは違います。 安倍政権の「戦争法案の強行成立」の動きに対して、堂々と発言しています。

 「朝日」15日付、「社説」は、「『違憲』法案 採決に反対」と主張しています。

 「憲法が権力を縛るという立憲主義に反し、憲法をはじめとする法体系の安定性を失わせる暴挙と言わざるを得ない」

 「異論に耳を傾けようとせず、疑問に答えようとしないまま、審議時間が積み上がったからと採決に突き進む。 そんな採決に反対する」

 「神奈川新聞」15日付は、「採決の前に」論説委員石橋 学氏の「『強行』に映る国家主義」を掲載しました。

 「民意の切り捨ては立憲主義からも民主主義からも遠い現政権の国家主義のなせる業だ。 個人を重んじない政治はあらゆる場面でその声を無視し続け、やがて戦争突入までも強行採決するのだろう」

 日本共産党は、「戦争法案反対、9条をまもれ」の一点での国民的共同ののたたかいを訴え、国会内外で、地方議会で、草の根で運動を進めています。

 党創立93周年の当たってのメッセージで、同志社大学の浜 矩子教授は、次のように語っています。

 「政府・与党のごり押しが言語に絶する。 それが政治の現状です。 本格的な野党の存在がこれほど大事だった時代はなかったと思います。 政党としてよって立つところが明確であり、政権と対じする野党の役割を揺らぐことなく認識しているのが本格的野党です。 日本共産党はこの両方を満たしているといえます。 ここが本当の力のみせどころです」

 「勇躍していただきたい。 本当の出番が来ていると感じます」

 こうしたご指摘には身が引き締まる思いです。 感謝し、国民のみなさんと、新しい日本ー憲法に導かれた日本をつくるために、一党員として堂々とたたかいを進めていきたいと思います。


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