「しんぶん赤旗」17日付は、15日の志位院長の報告全文(6頁)を一挙に掲載しました。 とても1回の支部会議では読み切れません。 今日介されたS支部では、1時間余りかけて2㌻分(第1章~2章)を読み合わせました。 その上で、感想や意見を出し合いました。 特に違憲が多かったのは、「第2章の(世界の動きをどうとらえ、どう働きかえるか)について」でした。
志位報告は「世界の変化という場合、10年間というスケールで見ると、大局的変化がはっきりと見えてきます」と述べ、「5つの角度」から「変化」とその内容を明らかにしました。 「平和の国際秩序」「米国自身におこった変化」「平和の地域共同体」「世界経済の変化」「核兵器廃絶の展望」等です。
志位報告は、この章の最後に、「『海外で戦争する国 』づくりをめさす安倍政権のたくらみが、いかに世界の流れに背く時代錯誤の逆流であるかが、歴然としてくるではありませんか。 日本共産党の立場こそ、世界史の本流に立つものであり、未来あるものであります」と強調しました。
支部員の感想や発言は、「ほんとうに分かり易い」「安倍政権の逆流ぶりがよくわかる」「日ごろこうしたことが話題にならないが、もっと世界の流れを知りたい」など、次々との発言が飛び交いました。
「しんぶん赤旗」3面には、若い世代の発言が紹介されていました。 「世代継承」は党にとっても極めて重要な課題です。 どんな発言だったのか、真っ先に読みました。 発言している若い女性の後ろ姿の髪型の写真を見て、「吉良さんだ」とすぐ分かりました。
【民青同盟青森県委員会のAさん】 「朝5時に出社し退勤は夕方5時15分分を4日間続け、2日間休んだ後、夕方5時から朝5時までの仕事、休息は実質45分・・・。 Aさんは高校卒業後、ブラック企業で働いた自らの経験を語りました。 退職した後も再就職先がなく、自身を失うなかで、その自分を丸ごと受け止め、社会の見方、生き方を示してくれた共産党と出あいました。 『大変な実態におかれている青年にとって、共産党は大きな希望です。 党との出会いを待っている。 苦しんでいる青年に希望を届けられるよう奮闘したい」と発言しました。
【東京都の私立大4年のYさん】