Nさんという美しい方が日本仮面歴史館に、六本木ヒルズで紅茶専門店の店長を辞め、都会の空気が生に会わず、田舎と海が好きで伊豆地区専門の雑誌の編集の仕事に就いて三ヶ月と聞く、・・・学生時代はチヤーリーダー、今はサーフィンもと行動的な人柄が気に入り、老人の長話をしてしまった。これもまた縁。
何時も突然の現れる、釣りキチの石井さんが、今朝、釣りあげたと大きなヒラメを・・・最近はよく、釣り仲間のMさんと伊豆の海に足を運んでいる。都会人には、釣りもさること、この自然に身を晒すことの喜びの方も・・・Mさんの目の輝きが印象的だった。
幸福とは、手の平から入り指の先から出てゆくもの。六百年前の蒙古の僧の言葉、幸福には形はない。そう自問自答して齢を重ね今日まで。この先は寸善尺魔、と言いながら明日の予定を・・・言葉の遊びの呪縛のなかで今朝も・・・・・
白隠禅師の所縁の原の松蔭寺の鉢かむりの松の診療の話しの中で、わが師加藤樹木医から樹木への点滴の基準をお聞きした。樹木は人間の歴史より以前に自然界に存在したもの宇宙の波動、気圧も鑑み自然界の法則を当てはめれば、人間の点滴とはさほどの違いはないとの答えが返ってきた。言葉にするのは簡単なのだが、いざ実践ともなれば経験則から生まれる神業的直感力が必要となる。写真は熱川温泉の内の楠木
二週間前に道路を平然と横切ったヒキガエル君らしい、直感でそう思う。無事でなにより、温暖な熱川温泉カエル、越冬のネグラ探しか、伊豆ボケの小生に似てノンビリとしている。来春の再々会を・・・この自然態が何時までも・・・